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医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)です。
睡眠不足(寝不足)と食べ過ぎとは、密接な関係性にあることが、近年の研究で明らかにされてきています。
睡眠不足と肥満の関係について、サンディエゴ大学の研究によるデータがあります。1日に7時間位睡眠をとる人は肥満度が低く、睡眠時間がそれ以上でもそれ以下でも肥満度が高くなるというのです。
これには、食欲に関わる2つのホルモンが関係しています。満腹ホルモンと呼ばれる「レプチン」は、食後に脂肪細胞から分泌されて、脳の中枢神経に作用し、満腹を感じさせる働きがあります。一方、空腹ホルモンと呼ばれる「グレリン」は、空腹時に胃から分泌されて脳に作用し、空腹を感じさせる作用があります。
この2つのホルモンが正常に作用することで、健康的な食欲が保持されるのですが、睡眠が足りなくなると、満腹ホルモン「レプリン」の分泌が減り、空腹ホルモン「グレリン」の分泌が増えます。そのため、満腹を感じにくくなり、空腹感が増してしまうのです。
何故そうなるのかと言いますと、睡眠不足が続くと、脳は「身体が危機的状況にある!」と判断し、多くのカロリーを溜め込もうとするためです。さらに、消費カロリーも抑えようとするので、脳が働かなくなり(脳の活動には非常に多くのカロリーが必要になります)、日中はボーッとしてしまい、心身全体の活動量が減ってしまうため、基礎代謝も落ちてしまいます。つまり、食欲ばかり増えて、太りやすい身体になってしまうのです。
当院では、
うつ病、躁うつ病(双極性障害)、適応障害、パニック症、
心身症、ストレス関連障害、摂食障害(過食症)、不安症、
月経前症候群(PMS)、月経前不快気分障害(PMDD)、
大人の発達障害(ADHD、自閉スペクトラム症)、
統合失調症、強迫症、過敏性腸症候群(IBS)など、
皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、
心身両面からの治療とサポートを行っております。
今後とも、医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)を宜しくお願い致します。