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「睡眠薬の『3つのタイプ』を教えて下さい」

A.

医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)です。

 

 

睡眠薬は、体内で作用するメカニズムの違いによって、大きく3つのタイプに分かれます。眠くなる仕組みがそれぞれ以下のように異なっています。

 

 

一つ目が、脳内物質「ギャバ(GABA)」の働きを強めて気分を落ち着かせ、眠気を誘うものです。ベンゾジアゼピン系睡眠薬」「非ベンゾジアゼピン系睡眠薬の2種類があり、睡眠障害(不眠症)の治療で、現在最もよく用いられています。

 

 

二つ目が、睡眠ホルモン「メラトニン」を模倣して増やすことで眠気をもたらすメラトニン受容体作動薬です。

 

 

三つ目は、脳を覚醒させる物質「オレキシン」の働きを妨げるオレキシン受容体拮抗薬です。

 

 

最適な睡眠薬のタイプは、症状や年齢によって異なってきます。服用を検討される際は、必ず医師の指示に従って下さい

 

 

 

当院では、睡眠障害(不眠症)をはじめ、

うつ病、躁うつ病(双極性障害)、適応障害、不安症、

自律神経失調症、心身症、ストレス関連障害、冷え性、

パニック症、月経前症候群(PMS)、摂食障害(過食症)、

大人の発達障害(ADHD、自閉スペクトラム症)、

統合失調症、強迫症、過敏性腸症候群(IBS)など、

皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、

心身両面からの治療とサポートを行っております。

 

 

今後とも、医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)を宜しくお願い致します。