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医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)です。
「タイムアウト」とは、咄嗟に出そうになった怒りへの対処法の一つです。一言で表現すると、「その場を一旦離れ、感情をリセットする取り組み」です。その仕組みとやり方を、以下に説明致します。
★「タイムアウト」の仕組み★
その場にいると、イライラが募ってしまう、あるいは誰かと言い争いになり感情がコントロール出来なくなってしまう、言い争いがエスカレートしてしまう…等と感じられた際、その場を離れることで、感情の流れを一旦リセットし、その場の雰囲気を悪化させないようにします。例として、少しの間、席を離れる、部屋を出る、そとの空気を吸ってくる、といったものが挙げられます。
その場を離れている間の「過ごし方」にも注意が必要です。大声を出したり、何かに八つ当たりして発散したりすると、却って怒りの感情が高ぶってしまいます。深呼吸をしたり、軽くストレッチをしたりする等、心が落ち着くような過ごし方をされると良いでしょう。
★「タイムアウト」のやり方★
その場を離れる時に、相手が近くにいる場合は、「ちょっとトイレに行って、戻ってきますね」と伝える等、必ず戻ってくること伝えてから、その場を離れるようにされると良いでしょう。その他、「ちょっと冷静に考えたいから、10分だけ時間を貰っても良いですか?」と、その場を仕切り直されたり、電話で言い争いになりそうな時は、一旦切って折返し掛け直す提案をされるのも良いでしょう。
このコラムを読まれまして、ご自分の現在のご状況として、
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睡眠障害(不眠症)、自律神経失調症、不安症、
躁うつ病(双極性障害)、強迫症、心身症、
パニック症、摂食障害(過食症)、統合失調症、
月経前症候群(PMS)、月経前不快気分障害(PMDD)、
大人の発達障害(ADHD、自閉スペクトラム症)、
過敏性腸症候群(IBS)、ストレス関連障害など、
皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、
心身両面からの治療とサポートを行っております。
また当院では、診察と一緒に、専門のスタッフによる精神科ショートケアを行っております。当院のショートケアのプログラムの中には、アンガーマネジメントを扱っている回もあります。また、個人カウンセリングでもご対応可能です。
今後とも、医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)を宜しくお願い致します。