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医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)です。
大きな音では目が覚めてしまいますが、就寝前に自分が好きでリラックスできる音楽を静かな音量で楽しむのは、スムーズな眠りにつくのに役立ちます。自然の環境音が楽しめるヒーリングミュージックや穏やかなクラシック曲を、眠る前に静かに流すと、眠りにつきやすくなります。つけっぱなしで眠ってしまっても大丈夫なように、タイマーなどをセットしおくと良いでしょう。
自然の環境音で構成された「ヒーリングミュージック」は、就寝前にはお勧めです。小鳥のさえずりや水のせせらぎなどの持つ「1/fゆらぎ」が心をリラックスさせ、副交感神経を優位に促します。
自然界に存在するものには、全て“ゆらぎ”があり、その中でも「1/fゆらぎ」は規則的なものと不規則歴なものが調和した状態です。人の生体リズムは、基本的に1/fゆらぎをしているとの研究もあり、生体リズムに共鳴するために、心地よさや快適さを感じるとも言われています。
クラシック音楽にも1/fゆらぎを持つ曲がたくさんあります。特に、モーツァルトの楽曲を聞くことで、リラックスした時に出る脳波であるα波が出て、癒しの効果が高いことが知られていますが、このα波の周波数も1/fゆらぎを持っているのです。α波は、心身をリラックスさせる効果に加え、集中力を高めて脳を活性化させる作用があるため、夜だけでなく朝にもお勧めです。
音楽は、あくまで自分がリラックスできる音を選ぶことが重要です。曲にこだわり過ぎず、まずは好きな音楽から試してみられて下さい。
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