これまで、摂食障害は思春期の女性特有のものだと考えられてきましたが、近年、発達障害との合併が注目されてきています。摂食障害の患者様のうち、約5%が自閉スペクトラム症(ASD)を、2~18%が注意欠如・多動症(ADHD)を…
自閉スペクトラム症の4つのタイプ 発達障害の人の社会性の現れ方は、特性によって大きく異なります。例えば、「自閉スペクトラム症(ASD)」には、「孤立型」「受動型」「積極奇異型」「尊大型」という4つのタイプが…
発達障害が広く認知されるようになった背景には、発達障害と診断される人が増えてきたという事実もあります。厚生労働省が平成28年に行った「平成28年生活のしづらさなどに関する調査(全国在宅障害児・者実態調査)」では、発達障害…
Ⅰ.注意欠如・多動症(ADHD)とは? 職場で、ケアレスミスが目立ち、デスクはいつも散らかっていて、いつも締め切りに追われている方を見かけないでしょうか。また、出張先では予定を詰め込み過ぎたり、忘れ物が多か…
発達障害には、様々なものが含まれますが、その中でも、特に話題になることが多いのが「ADHD」です。何故かと言えば、それだけ人数が多いからです。 ADHDは、「注意欠如多動症」と訳されます。文字…
近年、何かと取り上げられることの多くなった「ADHD(注意欠如・多動症)」ですが、ただ本で読んだり、メディアで見聞きしたりされた話を基に、自己判断をするのは危険です。 「もしかして自分は発達障…
ASD(自閉スペクトラム症)の人たちが、人とのコミュニケーションを難しいと感じるのには、日本特有の事情も関係しているのかもしれません。日本人同士の会話では、「空気を読む」ことが当たり前とされています。一方、ASDの人たち…
ASDは「自閉スペクトラム症」と訳され、主に2つの特性を持ちます。 ひとつは、「対人関係」や「コミュニケーション」の障害です。 臨機応変な対人関係が苦手で、「空気が読めない」と言われてしまうこともあります。…
「発達障害の診断を受けた時、どんな気持ちになりましたか?」という問い掛けに対し、当事者の方々は「ほっとした」と回答されることが多いそうです。特にADHDの方の場合はそれが顕著だそうで、大人の発達障害に詳しい岩波明医師によ…
IQ(知能指数)は、低いことの方に目が向き問題視されがちですが、一概にそうとも言えません。例えば、IQが高いがゆえに、見逃されてしまう発達障害の人たちがいます。 以前、同コラムにて、発達障害の…