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【心療内科Q/A】 「『不安症』と『うつ病』の違いを教えて下さい」

A.
医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)です。

 

 

心の病気の中には、不安症(不安障害など、症状がうつ病とよく似た病気が少なくありません。このため、医師は診察や診断にあたって、うつ病なのか他の病気なのか、慎重に見極める必要があります。特に、うつ病の症状の特徴である「うつ状態(抑うつ症状)」は、他の病気においてもよく見られるので、鑑別にあたって注意を要します。不安症(不安障害)」もその代表的な疾病の一つです。

 

 

不安症(不安障害)」とは、ストレスやショックなど精神的・心理的要因により激しい不安に襲われ、日常生活に支障をきたしてしまう病気です。かつての「不安神経症」という呼称の方がイメージしやすい方もいらっしゃられることでしょう。

 

 

不安症(不安障害)は、「不安」を主症状とする精神疾患全般を指し、恐怖感、緊張感、イライラ感のほか、動悸、発汗、頭痛、下痢などの身体症状が現れることがあります。

 

 

「病前性格」としましては、比較的神経質で、こだわりを持ちやすい、真面目なタイプの方がなりやすいと言われており、これらの病前性格は、うつ病のそれとも共通しています。このため、不安症(不安障害)に掛かりやすい方は、うつ病にも掛かりやすいとも言われています。

 

 

 

当院では、
うつ病、躁うつ病、不安症(不安障害)をはじめ、
適応障害、摂食障害、慢性疲労症候群、統合失調症、
パニック障害、自律神経失調症、ストレス関連障害、
月経前症候群、月経前気分不快障害、睡眠障害(不眠症)、
大人の発達障害(ADHD、自閉スペクトラム症含む)、
心身症、強迫性障害、過敏性腸症候群など、
皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、
心身両面からの治療とサポートを行っております。

 

 

また、診察と一緒に、専門の心理士(臨床心理士・公認心理師)資格を持ったカウンセラーによるカウンセリング(個人・カップル)も行っております。カウンセリングをご希望される患者様は、診察時に医師にご相談下さい。

 

 

今後とも、医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)を宜しくお願い致します。