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【心療内科Q/A】「大人のADHDによく見られる行動(症状)を教えて下さい」【大人の発達障害】

A.

医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)です。

 

 

ADHDの人によく見られる行動にはどのようなものがあるのでしょうか。以下に、詳しく記載させて頂きます。

 

 

  1. しょっちゅう物をなくてして、探してばかりいる。
  2. 座っていなければならない場合で、強い苦痛や退屈を感じてしまう。
  3. その場の感情や思い付きで行動してしまうことが多く、後で後悔してしまう。
  4. そんなに話したいわけでもないのに、気づいたら喋り過ぎてしまっていることが多い。
  5. 人の話を最後まで聞かずに、遮って話し始めてしまう。
  6. やらなくてはならないことがある時に限って、別のことばかりしてしまう。
  7. 期限のある物事が苦手で、いつも期限ギリギリか、間に合わないことがある。
  8. しなければならないことが多く、いつもパニックになって、どこから手を付けてよいのか分からなくなる。結局、中途半端で終わるか、現実逃避をして投げ出してしまう。
  9. 待ち合わせは遅刻か、ギリギリになることが多い。
  10. 夜更かしなど生活リズムに深刻な問題があり、仕事の日にも遅刻することがある。

 

 

いかがでしょうか?読み進むうちに、「もしかして自分もADHDかもしれない」と、ドッキリしてしまった方もいると思います。

 

それくらい、誰にでも多少は当て嵌まりそうな行動が含まれています。

 

 

しかし、この項目に当て嵌まるものは多いからと言って、即、ADHDであるという訳ではありません。

 

 

ADHDを診ていく上では、これらの行動にどの程度当て嵌まっているかというだけではなく、ご本人や、家族などの第三者からのお話も伺い、幼少時の様子が分かるような客観的な資料(母子手帳や通知表など)や、様々な神経心理的検査の結果等が重要とされています。

 

 

 

 

このコラムを読まれまして、

ご自分の現在のご状況として気になる点がありました方や、

興味・関心を抱かれた方は、

どうぞ当院まで、お気軽にお問い合わせください。

 

 

当院では、

大人の発達障害(ADHD、自閉スペクトラム症含む)をはじめ、

うつ病、躁うつ病、不安障害、適応障害、摂食障害、

パニック障害、睡眠障害、自律神経失調症、月経前症候群、

統合失調症、強迫性障害など、

皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、

心身両面からの治療とサポートを行っております。

 

 

今後とも、医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)を宜しくお願い致します。