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【心療内科 Q/A】「ストレスを解消する『リフレッシュ法』を教えて下さい」

A.

医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)です。

 

 

具体的にストレスを発散させるには、例えどんなに短時間でも「100%自分のために使える時間を作ること」が先決です。趣味やスポーツなど「自分が好きなこと」も没頭できる時間を、意識的に、そして出来れば定期的に作ることが大切になってきます。

 

 

ただ、残念なことに多くの場合、ストレスが溜まっている時ほど多忙であり、趣味などに時間を割くのが難しいという現実があります。そのため、時間や場所に縛られない、手軽でかつ自分に合ったリフレッシュ法を選ぶことがコツとなってきます。

 

 

あくまで一例ですが、以下に幾つかお勧めのストレス解消法(リフレッシュ法を挙げさせて頂きます。

 

 

 

適度な運動(ウォーキング、サイクリング、ストレッチ:適度な運動は、ストレス解消と体力作りが同時に行える良い方法です。運動の週間が無い方は、誰でも簡単にトライできるウォーキングなどから始めることをお勧めします。ウォーキングは、四季折々、周りの風景を楽しみながら行うことが出来ますので、ストレス解消にもってこいです。

 

 

音楽を楽しむ(聴く、歌う、奏でる、踊る:「音楽療法」というものがあるように、気に入った音楽を聴くことで心をリラックスさせることが出来ます。音楽は移動中でも楽しめます。「聴く」だけでなく、実際に歌ったり、演奏したり、踊ったりすることも良い気分転換になります。鳥のさえずりや小川のせせらぎの音などの「環境音楽」も心を癒してくれます。

 

 

自然を楽しむ:森の中や公園を散策されることは勿論、庭やプランターでガーデニングを楽しまれたり、土をいじったり、部屋の中に花を飾ったりされるだけでも、ストレス解消効果が得られます。

 

 

趣味を楽しむ:映画や演劇を鑑賞する、小旅行に行く、絵を描く、手の凝った料理を作ってみる、DIYに挑戦してみる…等々、趣味は無限にあります。「実は今までやってみたいと思っていた」ものがあれば、この機会に試してみるのもお勧めです。勿論、長年楽しまれているものは、ご自身の大切な財産として、ぜひ継続されていって下さい。

 

 

ぬるめのお風呂に入る(半身浴:38度前後のぬるめのお湯に20~30分浸かって汗を掻く半身浴は、全身浴よりも身体を温める効果があります。ぬるめのお湯は、血液循環を促進して、緊張をほぐし、気持ちをゆったりとされるリラクゼーション効果があります。お風呂に入りながら、読書や音楽、アロマを楽しまれるのも良いでしょう。

 

 

気の合う友人とお喋りす:仲の良い友人に日頃の悩みや愚痴を聞いてもらうだけでも、かなり気持ちがスッキリします。また話すことで、思考も整理されます。

 

 

動物と触れ合う:動物との触れ合いは、ストレス軽減効果に加え、孤独感を癒すなど、心身に良い効果をもたらしてくれます。

 

 

ストレス解消法は自分自身が「気持ち良い」と思えるものであれば、何でも構いません。ここに紹介したもの以外にも、他にも色々ありますので、ご自身が「気持ち良い」と感じられるものを選ぶことが、長続きするコツです。

 

 

 

当院では、ストレス関連障害をはじめ、

自律神経失調症、心身症、睡眠障害(不眠症)、

大人の発達障害(ADHD、自閉スペクトラム症含む)

うつ病、躁うつ病(双極性障害)適応障害、摂食障害、

パニック障害、自律神経失調症、不安障害、

月経前症候群、統合失調症、過敏性腸症候群、

強迫性障害、アルコール使用障害など、

皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、

心身両面からの治療とサポートを行っております。

 

 

今後とも、医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)を宜しくお願い致します。