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【心療内科 Q/A】「あなたのPMDDのレベルをチェックしてみましょう」

A.

医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)です。

 

 

以前、同コラムにおいても記載させて頂きました通り(参照:『月経前不快気分障害(PMDD)』とPMSの違いを教えて下さい)、月経前不快気分障害(以下、PMDD)と月経前症候群(以下、PMS)の両者の内、ご自身の辛さの程度はどちらにより近いものなのか、気になる方は少なくないでしょう。

 

 

そこで、以下の質問項目1~18の内、まずは当て嵌まるものをチェックされてみて下さい。

 

 

ブロックⅠ

1□月経前になると、集中力が切れやすい

2□月経前になると、ネガティブな気持ちになりやすい

3□月経前になると、落ち込みやすくなる

4□月経前になると、無性に食欲が出る

5□月経前になると、疲れやすくなる

6□月経前になると、眠くなりがちになる

 

ブロックⅡ

7□月経前になると、人の些細な言動に過剰に反応してイライラする

8□月経前になると、寂しくなったり、ふとしたことで泣いたりする

9□月経前になると、自分のことが嫌いになる

10□月経前になると、感情のコントロールが難しくなり、人間関係に影響を及ぼすことがある

11□月経前になると、仕事を休むことがある

12□月経前になると、家族や人に会いたくなくなる

13□月経前になると、未来に絶望し将来が不安で仕方なくなる

 

ブロックⅢ

14□月経前になると、死にたい、消えてしまいと思う

15□月経前になると、爆発的に怒ったり、人に暴言を吐いたり、時に暴力を振るうこともある

16□月経前になると、家族関係(親・兄弟姉妹・配偶者・子ども)が破綻しそうなことがある

17□月経前になると、自傷行為(リストカット・頭を壁にぶつける・首を絞める・薬を大量に飲む…等)をすることがある

18□月経前になると、破壊行為(ものに当たる・壊す・壁を蹴るなど)をすることがある

 

 

上記のチェックをされた時、あなたはどのブロック(ブロックⅠ~Ⅲ)にチェックがあった、または、チェックが多かったでしょうか?

 

 

ブロックⅠのみにチェックがあった場合今のあなたはPMSによく見られる状態のようです。生活習慣や食生活を見直すことで、今の症状は十分に改善できる可能性があります。

 

 

ブロックⅠに加えて、ブロックⅡにもチェックがある場合今のあなたは、PMSとPMDDの境界線にあるようです。これ以上、心や身体の負担が大きくなると、症状が悪化してしまう可能性があります。今すぐ生活習慣の見直しを始めましょう。

 

 

ブロックⅠ、Ⅱに加えて、ブロックⅢにもチェックがある場合あなたはPMDDの可能性があります。食生活や睡眠など生活習慣に乱れが出て、身体の機能が低下している可能性や、心に大きな悩みを抱えている可能性があります。いますぐ専門科による治療やアドバイスを受けることをお勧め致します

 

 

 

このコラムを読まれて、ご自分の現在のご状況として、

気になる点がありました方や、興味・関心を抱かれた方は、

どうぞ当院まで、お気軽にお問い合わせください。

 

 

当院では、

月経前症候群(PMS)、PMDD(月経前不快気分障害)

うつ病、躁うつ病(双極性障害)、不安症、適応障害、

睡眠障害(不眠症)、摂食障害(過食症)、パニック症、

自律神経失調症、心身症、更年期障害、冷え性、

大人の発達障害(ADHD、自閉スペクトラム症)、

統合失調症、強迫症、過敏性腸症候群(IBS)など、

皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、

心身両面からの治療とサポートを行っております。

 

 

今後とも、医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)を宜しくお願い致します。