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【心療内科 Q/A】「『寝床スマホ』が不眠を悪化させるのは、本当ですか?」

A.

医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)です。

 

 

スマートフォン(以下、スマホ)の画面は、可視光線の一種であるブルーライトを発しています。よく中々眠れないので、眠くなるまで寝床でスマホを見ているという声を耳にしますが、就寝前にブルーライトを目に受けると寝つきが悪くなりますので、不眠で悩まれている方は、寝床でスマホを使うことは、まず避けて頂きたい事項です

 

 

ブルーライトは、450~490ナノメートルの短い周波数を持つ強い光であり、太陽光にも含まれています私たちが太陽光を浴びると、体内時計(概日リズム)がリセットされ、地球の自転と同じ周期(24時間)に調整されますが、その働きは主に太陽光に含まれるブルーライトの作用で起こります。そのため、夜中に「寝床スマホ」をされてしまうと、体内時計が乱れて眠れなくなることがあるのです。

 

 

また、近年の研究では、夜間や就寝前にブルーライトを目に受けると、睡眠ホルモンと呼ばれるメラトニンの分泌が抑制されてしまうことも明らかになってきています。

 

 

ブルーライトはパソコン画面やLED照明からも発しています。ですので、就寝前はパソコンやスマホの利用は控え、寝室では間接照明を使うと良いでしょう。

 

 

 

当院では、

睡眠障害(不眠症)自律神経失調症をはじめ、

うつ病、躁うつ病(双極性障害)、適応障害、不安症、

心身症、アルコール使用障害、ストレス関連障害、

パニック症、月経前症候群(PMS)、摂食障害(過食症)、

大人の発達障害(ADHD、自閉スペクトラム症)、

統合失調症、強迫症、過敏性腸症候群(IBS)など、

皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、

心身両面からの治療とサポートを行っております。

 

 

今後とも、医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)を宜しくお願い致します。