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【心療内科 Q/A】「『単なる不眠』と『不眠症』の期間的な違いはありますか?」

A.

医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)です。

 

 

一口に「不眠」と言っても、ひと晩だけ眠れないといった軽いものから、数か月に渡って充分な睡眠が取れないような重いものまで、症状は人それぞれです。睡眠障害の国際分類(ICSD-3)によると、不眠は以下のように分類することが可能だそうです。

 

 

✓「一過性不眠:普段の睡眠には問題はなくとも、一時的な(急性の)ストレスや時差ボケなどが原因数日間眠れなくなる治療を受けなくとも治ることが多い

 

 

✓「短期不眠:仕事や家庭の問題、病気といった比較的長期のストレスが原因で1~3週間眠れなくなる治療においては、睡眠薬が用いられることもしばしば。

 

 

✓「長期不眠1か月以上眠れなくなる重症の不眠(=不眠症。他の病気の合併・影響やアルコール、薬の副作用、加齢、体内時計の乱れ…等々、様々な要因が考えられる。

 

 

このように、“期間的”に言うのであれば、1か月以上眠れなくなる「長期不眠」に陥った場合に、不眠症と診断されると言えるでしょう。

 

 

「一過性不眠」であれば、大抵は自然に治ります。しかし短期不眠」や「長期不眠」になると、自然には治りにくいため、早めに治療を開始される方が良いでしょう

 

 

 

当院では、睡眠障害(不眠症)をはじめ、

うつ病、躁うつ病(双極性障害)、適応障害、不安症、

自律神経失調症、心身症、ストレス関連障害、

パニック症、月経前症候群(PMS)、摂食障害(過食症)、

大人の発達障害(ADHD、自閉スペクトラム症)、

統合失調症、強迫症、過敏性腸症候群(IBS)など、

皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、

心身両面からの治療とサポートを行っております。

 

 

今後とも、医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)を宜しくお願い致します。