A.
医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)です。
「何をやっても調子が上がらない時」には、心的エネルギーの流れが滞ったり、流れの向きが定まっていなかったりしていることがあると言われています。エネルギーの流れを整える上では、身体からのアプローチが有効です(その代表的なものが「ヨガ」です)。
以下に示す「6つの体操」を朝晩1回ずつ続けてみましょう。これは、アメリカのジョン・シー博士がまとめた『タッチ・フォー・ヘルス』の技法に基づく方法です。
1.お腹と口の上下を刺激する…椅子に座った状態で、一方の手をおへその上に当て、もう一方の手の指を口の上下に当て、左右に動かして刺激します。その際、手の動きと共に、目の向きも上下させてみましょう。手を反対にして同様に行います。
2.お腹と鎖骨の下を刺激する…椅子に座った状態で、一方の手をおへその上に当て、もう一方の手の指を鎖骨の下に当て、左右に動かして刺激します。手を反対にして同様に行います。
3.お腹と尾骨を刺激する…椅子に座った状態で、一方の手をおへその上に当て、もう一方の手のひらを尾骨に当ててさすります。手を反対にして同様に行います。
4.耳を広げる…耳の内側を外側に向け、裏返すような感じで広げます。痛くない程度に左右両耳とも行います。
5.クロスクロール…立位で行います。膝を上げ、足と反対側の手のひらでやさしくタッチします(右ひざを高く上げ左の手のひらでタッチ→左ひざを高く上げ右の手のひらでタッチ)。これをゆっくり数回繰り返します。
6.足踏み…立位で行います。その場でトントン足踏みをして終了します。
「1~3」の動きの際は、「幸せになる、幸せになる…」「健康になる、健康になる…」の言葉を言いながら行うことも推奨されていますので、動きに慣れてこられたら、試してみられて下さい。
この6つの体操全てを行っても、掛かる時間はほんの数分です。心身の調子が優れない、気分が上がらない…等といった時にぜひ取り組んでみましょう。以前ご紹介させて頂きました「呼吸法」と併用されてみられることも、より効果が期待できるでしょう。
当院では、
自律神経失調症、冷え性、睡眠障害(不眠症)、
大人の発達障害(ADHD、自閉スペクトラム症)、
うつ病、躁うつ病、不安障害、適応障害、心身症、
摂食障害、パニック障害、月経前症候群、更年期障害、
統合失調症、強迫性障害、過敏性腸症候群など、
皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、
心身両面からの治療とサポートを行っております。
今後とも、医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)を宜しくお願い致します。