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【医師が解説】全般性不安障害の具体的な症状!

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【医師が解説】全般性不安障害の具体的な症状!

(更新 2024年7月3日)   A. 医療法人社団ペリカン(心療内科、精神科、内科)です。     前回のコラムにおいては、「全般性不安症(全般性不安障害:GAD)」の診断基準について記載させて頂きました。今回のコラムは、前回の内容とも関連しますが、全般性不安症の「具体的な症状(臨床像)について書かせて頂きます。     「全般性不安症」では、「パニック発作」に代表される急な不安発作等は見られません。しかし、いつも不安な気分を抱え、運動系の緊張や、自律神経系の過剰な活動などによる身体疾患が伴います何故なら常に不安や心配を抱えているということは、常に過度な緊張下に置かれていることに他ならないからです。     具体的な身体症状としては……   ★ 運動系の緊張によって:手足の震え、頭痛、筋肉の緊張、落ち着きがない、疲れ易い…等々。   ★自律神経系の過剰な活動によって:息切れ、息苦しさ、動悸、眩暈、吐き気、発汗、頻尿、下痢…等々。   ★身体の警戒反応によって:過度に敏感、些細な事に酷く驚いてしまう、焦燥感がある、集中できない、よく眠れない…等々。     ――これらの症状が起きていたとしても不思議ではないでしょう。そして、これらの身体症状から、最初は一般内科を受診されてしまわれるケースも多く見られます。     実は、全般性不安症の患者様は、パニック症の数倍いるとも言われており、特に若い女性の患者様が多い傾向があります。原因は日常生活や社会生活におけるストレスが大きく関連していると言われており、問題となっているストレスに上手く対処する術を身に付けていけば、決して治りは悪くない疾病ですので、一人で思い悩まず、心療内科や精神科の医師と焦らず治療に取り組んでいきましょう       このコラムを読まれて、ご自分の現在のご状況として、 気になる点がありました方や、 興味・関心を抱かれた方は、 どうぞ当院まで、お気軽にお問い合わせください。     当院では、 全般性不安症(全般性不安障害)をはじめ、 大人の発達障害(ADHD、自閉スペクトラム症)、 うつ病、躁うつ病、適応障害、自律神経失調症、心身症、 摂食障害、パニック症、睡眠障害(不眠症)、 月経前症候群、統合失調症、強迫性障害、 過敏性腸症候群、社交不安症、ストレス関連障害など、 皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、 心身両面からの治療とサポートを行っております。     また当院では、診察と一緒に、専門の心理士(臨床心理士・公認心理師)資格を持ったカウンセラーによるカウンセリング(心理療法)も行っておりますカウンセリングをご希望される患者様は、診察時に医師にご相談下さい。     今後とも、医療法人社団ペリカン(心療内科、精神科、内科)を宜しくお願い致します。   監修 佐々木裕人(精神保健指定医・精神科専門医・内科医)