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医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)です。
前回、同コラムにて「仮面うつ病(隠れうつ病)」について記載させて頂きました。今回は、「仮面うつ病(隠れうつ病)」について、補足を兼ねて、もう少し詳しく書かせて頂きます。
「仮面うつ病(隠れうつ病)」というのは、正式な診断名ではありませんが、身体の不調の陰になって、うつ病が見えにくくなっている状態を言います。つまり、身体症状のみが前面に出て、精神症状がマスク(仮面)を被ったように隠されているうつ病のことです。
こうした症状の患者様は、一般内科や外科、眼科や耳鼻科などを回ることが多いのですが、その度に「異常なし」と診断され、最後にようやく精神科や心療内科に辿り着かれる、といったケースが少なくありません。
一方、ストレスなどが原因で、身体に病変(疾病)が出るものに「心身症」と呼ばれるものがあります。この「心身症」は一つの病気を指す名称ではなく、ストレスなど精神的な影響によって起きる病気、例えば胃潰瘍や十二指腸潰瘍をはじめ、様々な病気の総称になります。
この「心身症」と「仮面うつ病」とは極めて似ていて、鑑別診断が難しいものでもあります。ただ、「仮面うつ病」の場合は、胃が痛いなどの症状があっても、検査では身体的な異常は見つかりません。一方「心身症」は、元々身体の病気ですので、検査をすると異常が発見されます。
なお、仮面うつ病になりやすい病前性格として、精神医学者のクラールは「几帳面・真面目・凝り性・完璧主義」等を挙げています。
このコラムを読まれまして、ご自分の現在のご状況として、
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どうぞ当院まで、お気軽にお問い合わせください。
当院では、
うつ病、躁うつ病、不安障害、適応障害、
心身症、ストレス関連障害、睡眠障害(不眠症)、
大人の発達障害(ADHD、自閉スペクトラム症)、
パニック障害、自律神経失調症、冷え症、
摂食障害、月経前症候群、更年期障害、
統合失調症、強迫性障害、過敏性腸症候群など、
皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、
心身両面からの治療とサポートを行っております。
また当院では、診察と一緒に、専門の心理士(臨床心理士・公認心理師)資格を持ったカウンセラーによるカウンセリングも行っております。カウンセリングをご希望される患者様は、診察時に医師にご相談下さい。
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