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【心療内科 Q/A】「『慢性疲労症候群』と『うつ病』の違いを教えて下さい」

A.

医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)です。

 

 

慢性疲労症候群は、原因不明の強い疲労感が長期に渡って継続する病態です。身体面でも精神面でも激しく疲労してしまい、日常生活に支障をきたします。

 

 

強い疲労感のほかには、微熱、喉の痛み、リンパ節の腫れ、原因不明の筋力低下、関節痛といった症状が現れます。精神面では、物忘れ、思考力・集中力の低下、抑うつ状態、睡眠障害などの症状が現れます。

 

 

慢性疲労症候群のこうした症状は、うつ病の症状と非常によく似ており、その鑑別(見分けること)は簡単ではありません。ただ、慢性疲労症候群うつ病の異なる点として、以下の3点が挙げられています

 

 

慢性疲労症候群の場合、意欲や気力の低下よりも、疲労感や倦怠感の方が強い

 

慢性疲労症候群の場合、うつ病で見られる「日内変動」が余り顕著ではない

 

慢性疲労症候群の場合、自責感・イライラ感・非哀感は少ない

 

 

 

当院では、

うつ病・躁うつ病、睡眠障害をはじめ、

大人の発達障害(ADHD、自閉スペクトラム症含む)、

不安障害、適応障害、摂食障害、心身症、慢性疲労症候群、

パニック障害、自律神経失調症、ストレス関連障害、

月経前症候群、月経前気分不快障害、更年期障害

統合失調症、強迫性障害、過敏性腸症候群など、

皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、

心身両面からの治療とサポートを行っております。

 

 

また、診察と一緒に、専門の心理士(臨床心理士・公認心理師)資格を持ったカウンセラーによるカウンセリング(カップルカウンセリング含む)も行っております。カウンセリング(心理療法)をご希望される患者様は、診察時に医師にご相談下さい

 

 

今後とも、医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)を宜しくお願い致します。