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【医師が解説】肥満や過食と自律神経失調症の関係!

A.

医療法人社団ペリカン(心療内科、精神科、内科)です。

 

 

意外に思われるかもしれませんが、「肥満」や「過食」も自律神経失調症の症状として起こり得ます。勿論、全ての肥満や過食が自律神経失調症による訳ではありませんし、逆も然りです。

 

 

しかし、自分の意思で抑えられない過食は、多くの場合、自律神経の乱れ、特に交感神経の緊張と深く関係しています。

 

 

食べることや消化器の働きは、副交感神経の支配下にあるため、交感神経の緊張が続くと(例えば、イライラや落ち着かなさ、過剰な緊張や不安、ストレスが掛かった状況下…など)、手っ取り早く副交感神経を高めてバランスをとるために、食欲が増進し、過食が起こることが多いのです。

 

 

よって、こうしたケースで引き起こされる過食には、まずは自律神経を安定させることが先決なのです。

 

 

一時的な過食に留まらず、それが慢性化していくと過食症(BN)」といった別の疾病に発展してしまうケースもあるため、早め早めに対処することが大切になってくるのです。

 

 

 

このコラムを読まれて、ご自分の現在のご状況として、

気になる点がありました方や、

興味・関心を抱かれた方は、

どうぞ当院まで、お気軽にお問い合わせください。

 

 

当院では、

自律神経失調症、心身症、摂食障害(過食症)をはじめ、

うつ病、躁うつ病、不安症、適応障害、

パニック症、睡眠障害(不眠症)、強迫症、

月経前症候群(PMS)、統合失調症、ストレス関連障害、

大人の発達障害(ADHD、自閉スペクトラム症)、

過敏性腸症候群(IBS)、アルコール使用障害など、

皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、

心身両面からの治療とサポートを行っております。

 

 

今後とも、医療法人社団ペリカン(心療内科、精神科、内科)を宜しくお願い致します。

 

監修 佐々木裕人(精神保健指定医・精神科専門医・内科医)