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【心療内科 Q/A】「『ストレス状態持続のセルフチェック』をしてみましょう」

A.

医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)です。

 

 

今まで同コラムにて何度も扱ってきましたが、長期に渡り強いストレスに曝され続けると、人は心身共に徐々に疲弊してきますそのストレスが「身体面」に出やすい方もいらっしゃれば、「精神面(こころ)」に出やすい方もおり、まさに「人それぞれ」であると言えるでしょう。

 

 

ご自身がストレスを受けていることに気が付かなかったり、ストレスに対する適切な対処(=ストレスコーピング)を怠っていたりすると、ストレス状態の持続による疲労の蓄積や、身体の恒常性維持機能(ホメオスタシス)の低下が生じ、様々な心身の変化(弊害)が起きてきますそれが以下のチェック表の内容です『ストレス状態持続のチェックテスト』

 

 

ここ数週間のご自身の状態を振り返ってみられた際、日常的かつ持続的に起きていることとして、幾つの項目が当てはまるでしょうか

 

 

  1. 頭がスッキリせず、重い感じがする。
  2. 目が疲れやすく、目瞼がピクピクする。
  3. 動悸がしたり、胸苦しくなったりする。
  4. 食欲がわかず、食事が美味しくなくなる。
  5. 吐き気がしたり、下痢や便秘をしやすくなっている。
  6. 肩が凝ったり、腰がだるかったりする。
  7. 手足が冷たくなったり、汗が出やすくなる。
  8. 皮膚が荒れたり、かぶれやすくなっている。
  9. 風邪をひきやすくなっている。
  10. 寝つきが悪く、熟睡できず、寝覚めが悪い。
  11. 仕事に意欲がわかず、根気が続かなくなっている。
  12. 趣味やスポーツを楽しむ気にならなくなっている。
  13. 人に会うのが億劫になる。
  14. 気が散って注意の集中が出来なくなる。
  15. 些細なことに腹が立ったり、イライラしたりする

 

 

もしも、今まで心身の異常(症状)を殆ど感じたことが無かった方が、数週間以上に渡り、この15項目の内、3~5項目以上の自覚症状が持続されていたり、持病が悪化されていたりするようであれば、要注意だと言えるでしょう。病院で検査を受けられて、特定の疾患が見つからなかったとしても、ストレス状態が持続している可能性を考えて、早めに対策を考えておく必要があるかもしれません。

 

 

あくまでもご自身のセルフモニタリング(セルフチェック)の一環として、上記の内容を役立てて頂けましたら幸いです。

 

 

 

このコラムを読まれて、ご自分の現在のご状況として、

気になる点がありました方や、興味・関心を抱かれた方は、

どうぞ当院まで、お気軽にお問い合わせください。

 

 

当院では、

自律神経失調症心身症等のストレス関連疾病をはじめ、

うつ病、躁うつ病(双極性障害)、不安障害、適応障害、

睡眠障害(不眠症)、摂食障害(過食症)、パニック障害、

大人の発達障害(ADHD、自閉スペクトラム症)、

月経前症候群(PMS)、統合失調症、強迫性障害、

過敏性腸症候群(IBS)、更年期障害、アルコール使用障害など、

皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、

心身両面からの治療とサポートを行っております。

 

 

今後とも、医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)を宜しくお願い致します。