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医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)です。
ADHDの特性をお持ちの方にとって、
ご自身の注意が逸れることの少ない環境で作業されることは重要です。
大抵の方は、集中しようとしている時、
少し注意散漫になっていることがあります。
そしてその注意散漫は、成し遂げる課題(仕事・作業)が難しいほど、
作業を妨害しかねません。
まずは今の時点で、ご自分が職場で仕事をしたり、
家庭で作業(請求書の支払いや書類の整理など)をされている時の
環境について考えてみましょう。
そして「主に作業を邪魔しているものは何だろう?」と、
自分自身に問い掛け、振り返ってみます。
注意が逸れることに繋がるものとして、以下のようなものがよく挙げらます。
この中でご自身の注意をそらすものとして当て嵌まるものはありますか?
もし思い当たる物があった場合には、
それぞれの“気になり”に対して、
注意の逸れやすさを減らすための何らかの工夫や対策、対処法を
検討していく必要があるでしょう。
あくまで一例ですが、
以下のような事柄が注意散漫への対処法として活用できるかもしれません。
上記に挙げられた内容で、まだ試してみたことがないもの、あるいは、今後試せそうなものはありましたか?
大切なのは、「場所を決めること」です。
ご自分が「ここなら落ち着いて集中して作業が出来る」と思える場所を、
1つ見つけることをお勧めします。
そして、その場所を綺麗にしておく(片づけておく)ことで、
課題にも集中できるようになっていきます。
それは、ご自身の机や、そのそばにあるテーブル、
あるいはその他の「作業場所」になるかもしれません。
もし、ご自分の机を綺麗にしておくことが難しいようであれば、
綺麗にしておくことが出来そうな他の場所を見つけて、
可能であれば、そこを作業場所とされてみられてはどうでしょうか。
このコラムを読まれて、
ご自分の現在のご状況として気になる点がありました方や、
興味・関心を抱かれた方は、
どうぞ当院まで、お気軽にお問い合わせください。
当院では、大人の発達障害(ADHD、自閉スペクトラム症含む)をはじめ、
うつ病、躁うつ病、不安障害、適応障害、摂食障害、パニック障害、
睡眠障害、自律神経失調症、月経前症候群、統合失調症、強迫神経症など、
皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、
心身両面からの治療とサポートを行っております。
今後とも、医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)を宜しくお願い致します。