当院の受診を検討される方、されている方の中でも「休職」を検討、選択肢の一つとして考えていらっしゃる方も多いと思います。
今回はこの「休職する際の確認事項」についてお話いたします。
休職を検討した場合、休職を願い出る場合にまずはご勤務されている会社の「就業規則を確認いただく」、または「担当部署に確認いただく」ことをお勧めいたします。
その際の確認項目の例を以下にまとめました。
少しでもご参考になれば幸いです。
1)休職制度の有無
休職制度は法律で決まっているものでは無く会社が独自で決めているものです。
そのため休職を希望して相談したところ、「そもそも休職制度が無い」、「就労状況、勤続年数による規定があり、それに伴い休職の可否が決定する」など、社則が会社ごとに異なります。
こちらが休職を希望せずとも会社から休職を指示されるというケースもございます。
2)給与支給の有無
1の項目でも触れたように休職制度は会社ごとに社則が異なります。
そのため、給与支給がない場合や、制限がかけられている場合もあります。
給与支給がない場合には、傷病手当金が支給されるかどうか確認をおすすめいたします。
(「傷病手当金」についての詳細は別の記事でご紹介いたします。)
3)休職期間
休職期間がどのくらい取得出来るかも、会社ごとに異なります。
また、有給や病休を消化してから休職になるといった場合もあります。
「どれくらい(何か月、何年)取得できるか」「いつから休職期間となるのか」など、事前にご確認いただいた方がよいでしょう。
今回は休職することを前提にお話しさせていただきましたが、中には休職に抵抗がある、休職すべきかどうかまだ悩んでいるという方もいらっしゃると思います。
休職するしないに関わらず、少しでも辛い時は是非一度当院までご相談にお越し下さい。