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【心療内科 Q/A】「職場復帰にはリハビリテーションが必要といいますが、何をするのですか?」

A.

医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)です。

 

 

うつ病寛解されて、職場復帰を検討される場合、その準備として「リワークプログラム(復職支援)」を受ける方が近年増えてきています。リワークプリグラムとは、心の不調で仕事を離れていた方やブランクがある方のために、精神科・心療内科で行うリハビリテーションプログラムのことを指しています。職場復帰(あるいは、再就職)が出来りように、心身の状態を整えることと、病気の再発や再休職を予防することを目的に実施されます。

 

 

その内容は、機関ごとによって様々ですが、主に設置されているプログラムとしては、自分自身を理解したり、心の病気についての知識を得ていたりする「心理教育」実務活動を行う「オフィスワーク」複数人で共同作業やディスカッションを行う「グループワーク」…等々があります。

 

 

リワークプログラムは、多くはデイケア(6時間)で実施されている所が多いです。何故なら、より実際の実務稼働時間(8時間)に合わせていきたい意図があるからです。そういった意味では、6時間のデイケアによりリワークプログラムを受けられる方は、復職の時期の目途や見通しが立ってこられた方も多いと言えるでしょう。

 

 

当院では、3時間のショートケアプログラムを採用しています。「6時間」と聞くと躊躇されてしまわれる方や、まだ復帰の目途は立っていないが、家に一人でいるのも気が引ける…といった方、または、拘束時間が短い分、より集中して受けたいといった方にも向いているでしょう。この機会に、ご自身の社会復帰へのリハビリテーションの一環として、ショートケアという選択肢があることも、頭の片隅に置いておいて頂けましたら幸いです。

 

 

 

このコラムを読まれまして、ご自分の現在のご状況として、

気になる点がありました方や、興味・関心を抱かれた方は、

どうぞ当院まで、お気軽にお問い合わせください。

 

 

当院では、うつ病をはじめ、

躁うつ病(双極性障害)、適応障害、不安症、

睡眠障害(不眠症)、自律神経失調症、心身症、

パニック症、摂食障害(過食症)、統合失調症、

月経前症候群(PMS)、更年期障害、強迫症、

大人の発達障害(ADHD、自閉スペクトラム症)、

過敏性腸症候群(IBS)、ストレス関連障害など、

皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、

心身両面からの治療とサポートを行っております。

 

 

また、社会復帰へのリハビリの一環として、当院では診察と同時に、カウンセリングショートケアプログラムのご用意もありますので、ご希望の患者様は、診察の際に主治医にご相談下さい。

 

 

今後とも、医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)を宜しくお願い致します。