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確定申告と下痢と私~心理師のひとりごと~

これはつい先日、某心理師が体験した笑えるような笑えないような小話です。

 

 

さてさて、もうすぐ確定申告の提出締め切り日(2025/3/17)が近付いてきました。……そして、ここに1人の心理師がおりました。この心理師には、ここ2週間あまり、人知れず頭を悩ませている案件がありました。そう!「お腹が緩い」のです。言ってしまえば、「●痢」が止まらないのです。シンプルに大変困っていました。

 

 

そこで、心理師は、まずはお腹に負担が出そうな食品を控えてみることにしました。具体的には、脂っこいもの、甘い物、清涼飲料水、人口甘味料……などなど。しかし、一向に「下〇」は止まる気配がありません。

 

 

基本的この心理師、この1年間、「●痢」とは無縁な日々を送っていたもので、目下そこまで腸が弱っているとも思えず、はたと困ってしまいました。

 

 

そこで、原因探究を外気(気温の寒暖差)に向けることにしました(…暇人)。奇しくも今年(2025年)は2月下旬~3月上旬にかけて、暖気が一気に寒気に変容。「これはきっとお腹が冷えたに違いない!」心理師はそう思いました。

 

 

しかし、この心理師、基礎体温が恐ろしく高く、36.8度~37度が平熱、というちょっと体温高めの人でした(…そして、毎日体温を測る人でした)。さすがにこれで身体が冷えているとは、ちょっと思えなくなってきました。

 

 

そして、2025年3月9日。この心理師にとって、正直起こり得ないことが起きたのです。それはズバリ!早朝覚醒でした。この心理師は、寝ることを至福の時間♪♪とし、「睡眠 is ジャスティス!」などと阿呆なこともよく口にする、スーパーロングスリーパーだったのです。「ΣΣええ!この私が早朝覚醒?!ちょっと待てぃ!」と自分でツッコミを入れずにはいられませんでした。

 

 

はい…!そこのあなた! 一体この心理師の「下〇」の原因は何だったのでしょうか?

 

察しの良い方は、お気づきかもしれませんが、答えは「“確定申告書を作成しないといけない”というストレス起因の『過敏性腸症候群(IBS)』」だったのです。

 

 

何故ハッキリと言えるかと言いますと、この夜中の2時起床という早朝覚醒により、心理師はようやく、「いま自分に何らかのストレスが掛かっている」ということを確信し、目下最大の気になり事項であった「確定申告書の作成」を3月9日(日曜日)に、1日かけて終わらせたのです。……そうしたところ、翌日10日(月曜日)は、ここ何週間かぶりの、健やかなお腹の状態を獲得することができたのです!!(=結論)

 

 

ストレスを明確化し、取り除ける(行動できる)ものであれば、終わらせる。ストレスが取り除かれた途端、過敏性腸症候群(IBS)は即☆完治……!という、わが身を使った心理実験を行ってしまいました。

 

 

今回、某心理師が直面化したストレスは、幸いにも「行動することで除去可能」なものでした。

 

 

しかし、ストレスは、人によっては必ずしも除去可能なものばかりではありません。加えて、内面に抱えるストレス(外的ストレスではない)場合、まずはご自身の気になりや不安、モヤモヤに、言葉を与える(言語化する)ところから始まります。こういった場合は、カウンセリングが実に有効な手段となります。

 

 

因みに、自分がストレスを抱えているか否かは、「眠れていますか?」「食べられていますか?」「元気ですか?」の3つで簡単に確認することができますので、この3項目はしっかりと覚えておいて下さいね。

このコラムを読まれて、ご自分の現在のご状況として、

気になる点がありました方や、興味・関心を抱かれた方は、

どうぞ当院まで、お気軽にお問い合わせください。

 

 

当院では、

過敏性腸症候群(IBS)睡眠障害をはじめ、

うつ病、躁うつ病(双極性障害)、不安症、適応障害、

月経前症候群(PMS)、月経前不快気分障害(PMDD)、

心身症、更年期障害、冷え性、ストレス関連障害、

摂食障害(過食症)、パニック症、自律神経失調症、

大人の発達障害(ADHD、自閉スペクトラム症)、

統合失調症、機能性ディスペプシア(FD)、強迫症など、

皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、

心身両面からの治療とサポートを行っております。

 

 

また当院では、診察と一緒に、専門の心理士(臨床心理士・公認心理師)資格を持ったカウンセラーによるカウンセリング(心理療法)も行っております。カウンセリングをご希望される患者様は、診察時に医師にご相談下さい。

 

Presented by.医療法人社団ペリカン(心療内科・精神科・内科)