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【心療内科Q/A】 「『境界性パーソナリティ障害』の治療とは?」

A.

医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)です。

 

 

境界性パーソナリティ障害の治療は、精神療法(心理療法)が主流になります。これは、他のパーソナリティ障害にも共通することですが、投薬は本質的な治療ではありません。むしろ依存やオーバードーズのリスクの方が高いとも言え、その点を十分に吟味された上で、少量を短期間分(あるいは頓服として)処方される程度が通常でしょう。

 

 

精神療法(心理療法)としては、支持的心理療法、認知行動療法、力動的精神療法、メンタライゼーション等が主に用いられています。いずれにしても、その方の自我の形成やトラウマの克服、自らの気づきや共感性の促進や、感情・衝動性の自己制御…等々が目的とされており、患者様がより「生きやすく」なっていくためのお手伝いをここでさせて頂くことになります。

 

 

本当の意味での信頼の上に立った治療に支えられながら、自分自身をありのままに受け入れられるようになり、自己肯定感や自尊感情(自尊心)を持てるようになることが、治療の根幹となってくるのです。

 

 

 

当院では、

うつ病、躁うつ病(双極性障害)、不安症、適応障害、

心身症、ストレス関連疾病、睡眠障害(不眠症)、

大人の発達障害(ADHD、自閉スペクトラム症)、

パニック障害、自律神経失調症、冷え症、摂食障害、

月経前症候群、更年期障害、統合失調症、強迫性障害、

過敏性腸症候群、境界性パーソナリティ障害など、

皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、

心身両面からの治療とサポートを行っております。

 

 

また当院では、診察と一緒に、専門の心理士(臨床心理士・公認心理師)資格を持ったカウンセラーによるカウンセリング(心理療法)も行っておりますカウンセリングご希望の患者様は、診察時に医師にご相談下さい。

 

 

今後とも、医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)を宜しくお願い致します。