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【心療内科Q/A】 「『境界性パーソナリティ障害』の方に多い合併症とは?」

A.

医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)です。

 

 

境界性パーソナリティ障害の方は、ストレスに弱く、心の病気を発症・合併しやすい傾向があります

 

 

まず、うつ病との合併率の高さが指摘されています。対人関係に悩まれたり上手くいかなかったりされること、また「自分は見捨てられるのではないか」「自分は見捨てられている」といった不安感により、うつ病が発症しやすくなっているのです。

 

 

また、境界性パーソナリティ障害の方は、感情のコントロールが苦手なので、強い怒りやストレスを感じると過食発作で紛らわせようとされます。そのため過食症悩まれている方も少なくありません。過食症だけでなく、拒食症として顕在される方もいらっしゃられます。

 

 

さらに、対人関係や仕事・学業の状況が安定されないことや、将来への不安等からパニック症(パニック障害)などの不安症を発症される方もいます。

 

 

その他、自暴自棄な気持ちや、抑うつ気分を晴らそうとアルコールに走ってしまったり、薬物乱用といった物質依存に向かわれたりされることもあります。これらは場合によっては、身体面に後々多大な影響が残ってしまう可能性があるため、周囲も十分な留意を払う必要があるでしょう。

 

 

 

当院では、

うつ病、躁うつ病(双極性障害)、不安症、適応障害、

心身症、ストレス関連疾病、睡眠障害(不眠症)、

大人の発達障害(ADHD、自閉スペクトラム症)、

パニック障害、自律神経失調症、冷え症、摂食障害、

月経前症候群、更年期障害、統合失調症、強迫性障害、

過敏性腸症候群、境界性パーソナリティ障害など、

皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、

心身両面からの治療とサポートを行っております。

 

 

また当院では、診察と一緒に、専門の心理士(臨床心理士・公認心理師)資格を持ったカウンセラーによるカウンセリング(心理療法)も行っております。カウンセリングをご希望される患者様は、診察時に医師にご相談下さい。

 

 

今後とも、医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)を宜しくお願い致します。