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医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)です。
「冬季うつ病」について、今回で「3回目」となります。今まで2回に渡って、「冬季うつ病」には「日照時間」や「メラトニン生成」の影響があることを記述させて頂きました。
加えて、「冬季うつ病」には「ビタミンD」との関係性も指摘されています。セロトニンやドーパミンをスムーズに作るためには「ビタミンD」が不可欠です。さらに、ビタミンDは、日光により、私たちの皮膚で生成されますが、冬は日照量が不足していることから、ビタミンDが欠乏しやすくなります。そして、緯度が高く日照時間の短い北国ほど、冬季うつ病の発症率が上がります。
ビタミンDの欠乏は、セロトニンの産生低下、慢性炎症、免疫力低下、コルチゾールの過剰分泌に繋がる可能性があります。そのため、欠乏すると、うつ状態になりやすいと考えられているのです。
以下に、「『ビタミンD欠乏うつ』チェックリスト」を掲載いたしますので、気になる方は確認されてみられると良いでしょう。当て嵌まる項目をチェックしてみて下さい。
□ 冬の方が憂うつ・体調不良になる
□ 下痢、便秘、お腹の調子が良くない
□ 風邪やインフルエンザにかかり易い
□ 花粉症、または歯周病がある
□ 骨粗しょう症、または骨折したことがある
□ 不妊や流産で悩んだことがある
□ 外出時にはしっかり紫外線(UV)カットをしている
□ 肥満傾向がある、または高齢者である
□ 屋内で過ごすことが多い
□ 魚を余り食べない
★チェックの数が「3つ以上」は黄色信号、「5つ以上」は赤信号(=「ビタミンD欠乏うつ」の可能性が高い)となっています。
当院では、うつ病をはじめ、
躁うつ病(双極性障害)、不安症、適応障害、
心身症、自律神経失調症、睡眠障害(不眠症)、
パニック症、摂食障害(過食症)、統合失調症、
月経前症候群(PMS)、更年期障害、強迫症、
大人の発達障害(ADHD、自閉スペクトラム症)、
過敏性腸症候群(IBS)、ストレス関連障害など、
皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、
心身両面からの治療とサポートを行っております。
今後とも、医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)を宜しくお願い致します。