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【心療内科Q/A】「ADHDとうつ病は勘違いされることがありますか?」

A.

医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)です。

 

 

やるべきことがあっても中々始められない」。この訴えだけでは、その周囲は、その方がADHDでお困りなのか、それとも、うつ病になどに拠るものなのかは判断できません。もう少し慎重にお話を伺っていく必要があるでしょう。

 

 

ADHDうつ病の大きな違いは、やる気(意欲)があるかどうかということだと言えるでしょう。うつ病に罹ると、やる気(意欲)そのものが無くなってしまいます。例えば、電気料金の振込請求書がきても、「振り込みにいかなくては」とは思えないのです。思考力・判断力なども著しく低下し、実行力(行動力)も無くなってしまいます。

 

 

但し、ADHDの方が、二次障害としてうつ病を発症することはあり、その場合は、まずはうつ病の治療を優先的に行う必要があります。ほかにも、ADHDの方は不安症(不安障害)なども併発されやすいので、周囲の方は、ご本人の様子を見られて、心配な時には「気分」を尋ねてみてあげて下さい。

 

 

 

このコラムを読まれまして、

気になる点がありました方や、興味・関心を抱かれた方は、

どうぞ当院まで、お気軽にお問い合わせください。

 

 

当院では、

大人の発達障害(ADHD、自閉スペクトラム症含むをはじめ、

うつ病、躁うつ病、不安障害、適応障害、摂食障害、

パニック障害、睡眠障害、自律神経失調症、心身症、

月経前症候群、統合失調症、強迫性障害、ネット依存、

過敏性腸症候群、アルコール使用障害など、

皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、

心身両面からの治療とサポートを行っております。

 

 

今後とも、医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)を宜しくお願い致します。