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【心療内科Q/A】「病気をつくる『サイバー心気症』とは?」

A.

医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)です。

 

 

誰しも一度は身体の不調の症状をネットで検索されたことがあると思います。最初は軽い気持ちで検索をしていたのに、思いもよらない重病の可能性があるというような記事を読まれてしまい、不安になってしまわれたことはありませんか。

 

 

例えば、腰に不快感を覚えて「腰 違和感」等と検索をされてみた時に「がん」等の症状と一致していたとしたら…。あらぬ心配が一気に沸き上がり、頭の中が「病気」のことで一杯になってしまうことでしょう。

 

 

こういったインターネットやテレビ等に反乱する様々な情報に惑わされて心を病んでしまうことは「心気症」の一種であり、通称「サイバー心気症」と呼ばれる現代特有の病だと言えるでしょう。酷い場合には、ご自分が病気であるという思い込みから、実際に身体に痛みとして症状が出てくることすら起こり得ます。

 

 

そもそも心気症とは、頭痛や胃痛といった身体の不調から、医学的な診察や検査では、何の異常も検出されなかったにも関わらず、「自分はガンなど重い病気に罹っているのではないか?」と極度に心配し、長期に渡って、不安や恐怖感に囚われてしまう心の病のことを呼びます。

 

 

このように病気の検察をして心を病んでしまわれる位であれば、すぐに病院へ向かう方が賢明です。実際にもしその病気であったならば、早期に治療を開始できますし、そうでなかった場合は、心の安堵を得ることが出来ます。

 

 

病院へ掛かる目安としては、身体の不調が「2週間」続くような場合でしょう。もし一時的な痛みや不調であった場合は、「2週間」続くことはまずありません。身体だけでなく、精神の不調に関しても、「うつ病」の診断をされるのは「同じ症状が2週間ずっと継続して起きている場合」とされています。この目安は2週間ということを、覚えておいて頂けましたら幸いです。

 

 

 

このコラムを読まれまして、

気になる点がありました方や、興味・関心を抱かれた方は、

どうぞ当院まで、お気軽にお問い合わせください。

 

 

当院では、

うつ病、躁うつ病、不安障害、適応障害、心気症、

大人の発達障害(ADHD、自閉スペクトラム症含む)、

パニック障害、睡眠障害、自律神経失調症、心身症、

月経前症候群、統合失調症、強迫性障害、ネット依存、

過敏性腸症候群、アルコール使用障害、摂食障害など、

皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、

心身両面からの治療とサポートを行っております。

 

 

今後とも、医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)を宜しくお願い致します。