コラム
News

【心療内科Q/A】「女性の自閉スペクトラム症は、見逃されやすいのですか?」【大人の発達障害】

A.

医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)です。

 

 

女性の場合、男性よりも、自閉スペクトラム症(以下、ASD)傾向が見過ごされてしまいやすい側面があります。

 

 

ASDの主な特性は、こだわりの強さと社会性の乏しさです。よって、学校や職場において集団行動をされている時に、他の人たちと同じような行動が取れず、目立ってしまいます。

 

 

しかし、女性の場合、ASDがあっても、集団の中でそれなりに活動できてしまう場合があります。理由は未だ明確な回答は出ていませんが、同じASDであっても、女性は男性よりもコミュケーション能力や社会性が高い傾向がみられることが多く、ASDの「典型例」となりにくいことが多々あります

 

 

そもそも、ADHD、ASDといった発達障害の診断基準が、「男性(男児)基準」で作られていることもあり、女性にはその診断基準が合わない可能性も示唆されてきています。

 

 

いずれにしても、女性はASDがあっても周囲に気づかれにくく、一人で悩みを抱え込んでしまい、深刻な二次障害(うつ病等)を引き起こしてしまいかねません。そうなる前に、信頼できる相談機関に繋がることが一番かと思われます。

 

 

 

このコラムを読まれまして、

ご自分の現在のご状況として気になる点がありました方や、

興味・関心を抱かれた方は、

どうぞ当院まで、お気軽にお問い合わせください。

 

 

当院では、

大人の発達障害(ASD、ADHD含む)をはじめ、

うつ病、躁うつ病、不安障害、適応障害、摂食障害、

パニック障害、睡眠障害、自律神経失調症、

月経前症候群、統合失調症、強迫性障害など、

皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、

心身両面からの治療とサポートを行っております。

 

 

今後とも、医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)を宜しくお願い致します。