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【心療内科Q/A】「メンタルの病気からの職場復帰を検討しています。見極めのポイントを教えて下さい」

A.

医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)です。

 

 

メンタルの病気で心療内科精神科より、職場(会社)様宛に「(休職)診断書」が出された後、症状が回復されてこられれば、当然職場復帰(復職)を検討され始められることでしょう。

 

 

その際、復帰を検討されている患者様ご本人、担当主治医間において、下記の内容を一度確認されておかれることをお勧めします何故ならば、復帰の際の会社の方(上司・人事・産業医の方など)との面談においても、必ず確認をされる事柄だからです

 

 

✔ 復帰が想定されている部署(大抵の場合「原則、元の部署に戻る」となっているケースが多いです)での「人間関係」や「職務内容」に問題なさそうですか?

 

 

✔ 仕事をやっていける能力(=職務遂行能力)は十分に回復していますか?

 

 

✔ 組織内で必要な報告・連絡・相談出来ますか?

 

 

✔ 職場内での人間関係は上手くやっていけそうですか?

 

 

✔ 休職前の考え方や行動パターン(例:無理をして自分を犠牲にしてまで働く…等)の変容や改善はできていますか?

 

 

✔ 生活習慣が改善され、通勤の時間に対応でき、かつ就業中の業務の遂行が出来るまでの、長時間に渡る体力・気力・集中力は回復されていますか?かつ、その疲れを翌日まで引きずらないで済みますか?

 

 

✔ 安全配慮上のリスクはないでしょうか? 具体的には「服薬管理」や、周囲(家族・同居者)からの理解とサポートが得られる環境か否かを尋ねています。自傷リスクがある方は、時にその点への慎重な事前対応が求められます

 

 

服薬しながらの通勤や仕事での業務(例:車の運転が必要な場合等)の際、安全は確保されていますか?

 

 

復帰日の設定において、配慮が欲しいことはありませんか?

 

 

……等々の事柄は、事前にご自身の気持ち的な面や、主治医の先生との診断時の客観的意見を頂く際に、確認されておかれた方が良いでしょう。

 

 

 

このコラムを読まれまして、ご自分の現在のご状況として、

気になる点がありました方や、興味・関心を抱かれた方は、

どうぞ当院まで、お気軽にお問い合わせください。

 

 

当院では、うつ病適応障害をはじめ、

躁うつ病(双極性障害)、不安症、強迫症、

睡眠障害(不眠症)、自律神経失調症、心身症、

パニック症、摂食障害(過食症)、統合失調症、

月経前症候群(PMS)、月経前不快気分障害(PMDD)、

大人の発達障害(ADHD、自閉スペクトラム症)、

過敏性腸症候群(IBS)、ストレス関連障害など、

皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、

心身両面からの治療とサポートを行っております。

 

 

また当院では、診察と一緒に、専門の心理士(臨床心理士・公認心理師)資格を持ったカウンセラーによるカウンセリング(心理療法)も行っておりますカウンセリング(心理療法)をご希望される患者様は、診察時に医師にご相談下さい。

 

 

今後とも、医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)を宜しくお願い致します。