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【心療内科Q/A】「ゲーム依存(ネット依存)の弊害について~行動面」

A.

医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)です。

 

 

ネット依存(ゲーム依存)になってしまうと、精神面・身体面・行動面それぞれにおいて様々な弊害が出てきてしまうことが知られています。今回は行動面」、特に同居されている方や家族の訴えから分かる行動パターンについて記載させて頂きます。

 

 

同居されている方(夫、妻、パートナー、子ども等)がネットやゲームばかりされていると、当然のことながら家族は心配になります。部屋に閉じこもってパソコンやスマホをしているようだけれども、同居されているご家族にとっては、当人が何を考え、何をされているのかが分かりません。そういったご家族の詮索を嫌がる当人は、自室に鍵を掛けてしまい、家族が開けようとすると怒り出します。家族としては、これではより一層心配が募るばかりです。

 

 

ご家族の訴えから見えてくるネット依存(ゲーム依存)の行動パターンというものが幾つかありますので、以下に例として挙げさせて頂きますこういった状況が長期に渡って続いたり、積み重なったりしていくと、今度は、当事者ではなく、ご家族にも心身の疲弊が起きてくることもあるのです。

 

 

  • 『誕生日やクリスマスといった時に、何が欲しいと尋ねると、必ずパソコンやゲーム関係のものを口にするようになった』

 

  • 『ネットやゲームをしている時間について嘘をつくようになった。または。風呂場やトイレ、布団の中に隠れてネットやゲームをしていた』

 

  • 『部屋から大量のウェブマネーの領収書を見つけた。または、家においておいたはずのお金が無くなっていた』

 

  • 『ネットやゲームをしている時に、そろそろ止めるように声を掛けたら、人が変わったような目つきをして怒鳴り返してきた。ネット(パソコンやスマホ)を取り上げたら、暴力をふるってきたり、部屋の物を壊したりした』

 

  • 『しばらくネット使用を禁止していたら、その内無気力になり、部屋に閉じこもって何もしない状態が続いた』

 

 

 

このコラムを読まれまして、

ご自分の現在のご状況として気になる点がありました方や、

興味・関心を抱かれた方は、

どうぞ当院まで、お気軽にお問い合わせください。

 

 

当院では、ゲーム障害ネット依存、スマホ依存をはじめ、

大人の発達障害(ADHD、自閉スペクトラム症含む)、

うつ病、躁うつ病、不安障害、適応障害、摂食障害、

パニック障害、睡眠障害、自律神経失調症、心身症、

月経前症候群、統合失調症、強迫性障害、

過敏性腸症候群、アルコール使用障害など、

皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、

心身両面からの治療とサポートを行っております。

 

 

今後とも、医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)を宜しくお願い致します。