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【心療内科Q/A】「お勧めの休日の過ごし方~こころの疲れと身体の疲れ」

A.

医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)です。

 

 

身体の疲れを癒すために土日(あるいは、休日)を寝て過ごしたけれども、月曜日に却って「身体がだるい」と感じられたことはありませんか。また逆に、疲れているのだけれども、少し無理をして外出してみたら、想像以上に思い掛けず楽しく過ごせ、疲れが一気に吹き飛んでしまった、といった経験はありませんか。

 

 

実は、「疲れ」には「肉体疲労」と「こころの疲れ(精神疲労)」の2種類があり、それぞれ原因と解消法は別になるのです。言うまでもなく、精神疲労は健康の大敵ですが、困ったことに私たち人間は、精神疲労を肉体疲労としてしか感じ取ることができません

 

 

更に、肉体疲労は「睡眠」でとれる一方、精神疲労は「睡眠」ではとれません精神疲労の一番の解消法は「運動して汗をかくことをはじめとした、いわゆる「ストレス解消法」になります。これは、精神疲労を運動により肉体疲労に変換しているとも言えます。

 

 

そこで、心身両面の疲労をとるためにお勧めの週末2日間の過ごし方は次のようになるわけです。

 

 

まず、身体の疲れを多少感じていても、初日は運動や外出などされてアクティブに過ごし、精神疲労を肉体疲労に変換してしまいましょう。そして、2日目は、ゆっくりとご自宅などで過ごされたり、昼寝を挟まれたりされて、その肉体疲労を睡眠で取り除きますそうすれば、休み明けの月曜日は、心身共にすっきりとした状態になられているはずです。

 

 

身体を休め過ぎるのも、逆にアクティブに動き回り過ぎて身体を休めないのも良くないので、その点は気を付けられて下さいね。

 

 

今まで、「週末は両日ともゆっくり過ごす方が良いと思っていた」「初日に身体の疲れを癒してから、2日目にアクティブに過ごすパターンが普通だと思っていた」といった方は、心身両面の調子を整える意味でも、一度この過ごされ方を試してみられては如何でしょうか。

 

 

 

 

当院では、自律神経失調症をはじめ、

心身症、ストレス関連障害、睡眠障害(不眠症)、

うつ病、躁うつ病(双極性障害)、適応障害、

大人の発達障害(ADHD、自閉スペクトラム症含む)、

パニック症、不安症、摂食障害(過食症)、

月経前症候群(PMS)、過敏性腸症候群(IBS)、

強迫症、アルコール使用障害、統合失調症など、

皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、

心身両面からの治療とサポートを行っております。

 

 

今後とも、医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)を宜しくお願い致します。