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医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)です。
同コラムにおいても以前「うつ病の再発リスク」に関する内容(=「うつ病の維持療法」)を記載させて頂きました。
そこでも触れさせて頂きましたが、うつ病は適切な治療を受ければ治る病気ですが、気をつけないと再発してしまうことがあります。その際に使う言葉として「寛解(かんかい)」「再燃(さいねん)」「再発(さいはつ)」という概念があります。この言葉は、他の病気(心療内科の病気は勿論のこと、他科の種々の疾病)についても用いられる言葉です。
同じ心療内科・精神科領域の病気であっても、病気が異なれば、その定義も当然ながら異なってきます。
よって、「うつ病」に関してこれらの言葉を用いる際は、治療によって病気になる前の心身の状態にまで戻ることを「寛解」と言います。そして、その「寛解」状態が16~20週以上続いた状態を「回復」と言います(一部の外科の疾病等とは異なりますので、うつ病で「完治」という言葉は使われません)。
うつ病は、一気に良くなるというものではなく、一進一退を繰り返しながら良くなっていきますが、回復までの間にうつ状態が悪化してしまうことを「再燃」と呼び、一旦回復した後で、暫く間が空いた後に再び症状が出てくることを「再発」と呼んでいるのです。
当院では、うつ病をはじめ、
躁うつ病、不安症、適応障害、摂食障害(過食症)
パニック症、睡眠障害(不眠症)、自律神経失調症、心身症、
月経前症候群(PMS)、月経前気分不快障害、更年期障害、
大人の発達障害(ADHD、自閉スペクトラム症含む)、
統合失調症、強迫性障害、過敏性腸症候群など、
皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、
心身両面からの治療とサポートを行っております。
今後とも、医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)を宜しくお願い致します。