コラム
News

【心療内科Q/A】「『笑顔』は最も手軽に出来る自律神経調整法?!」

A.

医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)です。

 

 

近年、ストレス研究や免疫研究において、「笑い(笑顔)」の効能が注目をされています。因みに、楽しいから笑う」だけでなく、「笑うから楽しくなる」の双方ともほぼ同じ効果が得られるため、「元気が出ない…」「何だかつまらないな…」と感じられた際には、口角を上げる」だけでも良いのです

 

 

口角を上げて笑顔を作る(笑うこと)で、自律神経を安定させる上で欠かせないセロトニン(幸せホルモン)」や、落ち込んだ気持ちを引き上げるβ-エンドルフィン(快感ホルモン)」の分泌が一気に高まります。その効能は、なんとチョコバー2000個分の幸福感に匹敵をするそうですから驚きです。

 

 

現在、外出先ではマスク生活を余儀なくされていることを逆手に取り、落ち込んだ時には、マスクの下で、思いっきり笑顔を作ってみると、脳内では一気に「快」の方向に動いていくという訳です。意識的に口角を上げられる方と、そうでない方もいらっしゃられると思います。後者の方は、指で手助けをしてあげても構いません。

 

 

勿論、「楽しいから笑う」ことも大いに実践されて下さい。ご自身のお好きなコンテンツ(TV、動画、漫画、お笑い、寄席…等々)を思いっきり用いて、存分に「笑い」を満喫されて下さい。

 

 

さらに、「笑顔」は免疫細胞の中のNK細胞(ナチュラルキラー細胞)の活性化にも繋がり、抗ガン作用が高まるというメリットもあります。

 

 

因みに、ホルモンバランスの乱れによる自律神経失調症でお悩みのタイプ方は、自律神経を整える上で、この方法(笑顔・口角を上げる)が実に効果的だと言われています。

 

 

 

当院では、自律神経失調症をはじめ、

うつ病、躁うつ病(双極性障害)、不安障害(不安症)、

睡眠障害(不眠症)、過敏性腸症候群(IBS)、心身症、

摂食障害(過食症)、パニック症、強迫症、適応障害、

大人の発達障害(ADHD、自閉スペクトラム症)、

月経前症候群(PMS)、統合失調症、ストレス関連障害など、

皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、

心身両面からの治療とサポートを行っております。

 

 

今後とも、医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)を宜しくお願い致します。