(更新 2024年7月3日)
A.
医療法人社団ペリカン(心療内科、精神科、内科)です。
「冷えは万病のもと」とも言われているように、冷えは自律神経の働きを乱し、身体中に様々なトラブルを引き起こします。冷えによって起こり得る症状として、以下のようなものが列挙されるでしょう。
頭痛・頭重
立ちくらみ・眩暈・耳鳴り
鼻炎・くしゃみ・鼻水・アレルギー疾患
扁桃炎・せき・喉のつまり
背部痛、
胸痛・肋間神経痛
食欲不振・吐き気・嘔吐・ゲップ
腹部膨満感
腹痛鵜・おなら・お腹がゴロゴロ鳴る
頻尿・稀尿・残尿感・出渋り・膀胱炎
陰部のかゆみやひきつれ
関節痛・膝の痛みや腫れ
手足の冷え・ほてり
足のだるさ・痺れ・痛み・ひきつれ
月経困難症・月経痛・不正出血・おりもの
便秘・下痢
下腹部のひきつれや痛み
腰痛・腰の冷え
蕁麻疹
呼吸器疾患、風邪をひきやすい
肩こり
肌荒れ、のぼせ
不眠
憂うつ・イライラ……などなど
東洋医学では、この冷えこそが「気・血・水」という心身のバランスを崩すと考えます。身体に冷えが溜まって、血の巡りが悪くなると、手足の冷えや月経痛といった婦人科系の症状が起こります(=「血の異常」)。余分な水分が溜まっていくと、頭痛や眩暈、耳鳴り、更に進むと、食欲不振や吐き気など消化器系の症状が起こります(=「水の異常」)。気が逆流してのぼせや不眠、イライラも起こります(=「気の異常」)。
このように冷えは、自律神経の働きを乱し、身体の活力を落とし、様々な不調の原因となっていくのです。
このコラムを読まれて、ご自分の現在のご状況として、
気になる点がありました方や、
興味・関心を抱かれた方は、
どうぞ当院まで、お気軽にお問い合わせください。
なお、冷え性改善の漢方薬は、当院のような心療内科では、健康保険適用で処方することが可能です。心療内科において、漢方薬による治療をご希望の患者様は、ぜひこの機会にご相談されてみられては如何でしょうか。
当院では、自律神経失調症、冷え性、睡眠障害(不眠症)、
うつ病、躁うつ病、不安障害、適応障害、心身症、
摂食障害、パニック障害、月経前症候群、更年期障害、
大人の発達障害(ADHD、自閉スペクトラム症)、
統合失調症、強迫性障害、過敏性腸症候群など、
皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、
心身両面からの治療とサポートを行っております。
今後とも、医療法人社団ペリカン(心療内科、精神科、内科)を宜しくお願い致します。
監修 佐々木裕人(精神保健指定医・精神科専門医・内科医)