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医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)です。
現在、日本で不眠の症状がある方は「30%以上」、睡眠障害(不眠症)に罹患されている方は「6~10%」いると推計されています。また、成人の方で、睡眠薬の処方を3ヵ月に1回以上受けている方は、「4.8%」であることが厚生労働省の調査により判明しています。
これらのデータを推計しますと、睡眠薬を長期間使用しないで、不眠が改善する方の割合は、比較的短期間の不眠の場合は8割程度、睡眠障害(不眠症)に至ってしまった場合は5割程度いる、と考えることが出来ます。
しかし、これはあくまで睡眠薬を長期服用しない人の割合の推定値です。実際のところ、不眠が数日続く「一過性不眠」、不眠が1~3週間続く「短期不眠」でも、睡眠薬が数回処方されることはあります。ですので、睡眠薬を全く使わないで不眠が改善する方がどの程度いるのかについては、正確には分からないのです。
「出来るだけ薬は使いたくない」という患者様の気持ちも分かりますが、一方、睡眠薬を過度に恐れる必要はありません。1種類の睡眠薬を少量、医師の指示通りに服用すれば、依存性や耐性(慣れ)は生じにくく、不眠も早期に改善しやすくなることでしょう。
このコラムを読まれて、ご自分の現在のご状況として、
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当院では、
うつ病、躁うつ病(双極性障害)、適応障害、不安症、
心身症、ストレス関連障害、過敏性腸症候群(IBS)
パニック症、月経前症候群(PMS)、摂食障害(過食症)、
大人の発達障害(ADHD、自閉スペクトラム症)、
統合失調症、強迫症、アルコール関障害など、
皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、
心身両面からの治療とサポートを行っております。
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