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医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)です。
自律神経失調症は、年齢や性別を問わず、誰でもなる可能性があります。しかし、男性と女性を比べた場合、「女性に多い」という傾向があります。これは、女性の方が、「ホルモン分泌」の影響をどうしても受けやすくなってしまうことに拠ります。
女性は、思春期の初めに初潮を迎えてから更年期に閉経するまで、女性の月経は毎月一定サイクルで変化をする「ホルモン分泌」の影響を受けて起こります。また、妊娠や出産、閉経によっても、ホルモンのバランスが大きく乱れます。
「ホルモン分泌の管理」をしているのは、脳の「視床下部」と言われる部分ですが、ここは同時に「自律神経のコントロールセンター」でもあります。そのため、ホルモン分泌のバランスが乱れると、自律神経の働きにも乱れが生じ、自律神経失調症になりやすくなってしまうのです。
特に、40歳代後半から50歳代前半の女性は、閉経によるホルモン分泌の変化を特に受けやすく、またライフステージ的にも外的・内的ストレスが増える時期にも重なるため、自律神経失調症のリスクが高まる可能性があるので一層注意が必要だとも言えるでしょう。
なお、同年代の男性も、ホルモンバランスの乱れは起こり易くなっており(更年期症状は女性特有のものではありません)、加えて仕事のストレスや身体の体力的変化等も影響し、自律神経失調症のリスクは高まることも、併せてお伝えさせて頂きます。
このコラムを読まれて、ご自分の現在のご状況として、
気になる点がありました方や、
興味・関心を抱かれた方は、
どうぞ当院まで、お気軽にお問い合わせください。
当院では、自律神経失調症をはじめ、
大人の発達障害(ADHD、自閉スペクトラム症)、
うつ病、躁うつ病、不安障害、適応障害、
摂食障害、パニック障害、睡眠障害(不眠症)、
月経前症候群、統合失調症、強迫性障害、
過敏性腸症候群、アルコール使用障害など、
皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、
心身両面からの治療とサポートを行っております。
今後とも、医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)を宜しくお願い致します。