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医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)です。
漢方薬(漢方療法)は、「根本治療」と考えられています。これは、西洋薬の「対症療法」とは異なる考え方だとも言えるでしょう。
西洋薬による「対症療法」が、「症状に直接作用して一時的に症状を抑える」のに対し、漢方薬による「根本治療」は、心身のバランスを整え、人が本来持っている自己治癒力や免疫力を活性化することで、「症状を根本から消去する(体質改善)」ようになっています。
よって、服用してすぐさま効果が発現するという訳ではありません。患者様の体質や症状の程度にも拠りますが、大体「1か月目」・「3か月目」・「6か月目」位が目安とされています。しかし、時には「1週間位」で効果が実感できる方も少なくはありません。
そして、漢方薬で大切なことは、漢方薬を使われるご本人様の体格や体質(=「証」)がきちんと合っていることです。例えば、家族に処方された漢方薬を、「同じ症状だから」といって安易に服用されると、効果が出ないばかりか、「副作用」が発現してしまうことすら起こり得ます。この点は気を付けられる必要があるでしょう。
漢方薬に詳しい医師の下、その方に合った漢方薬を処方してもらうことが大切です。なお、漢方薬によっては、当院のような心療内科において健康保険適用で処方することが可能です。
このコラムを読まれて、ご自分の現在のご状況として、
気になる点がありました方や、興味・関心を抱かれた方は、
どうぞ当院まで、お気軽にお問い合わせください。
当院では、自律神経失調症をはじめ、
うつ病、躁うつ病、不安症、適応障害、心身症、
睡眠障害(不眠症)、摂食障害(過食症)、パニック症、
パニック障害、月経前症候群(PMS)、更年期障害、
大人の発達障害(ADHD、自閉スペクトラム症)、
統合失調症、強迫症、過敏性腸症候群(IBS)など、
皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、
心身両面からの治療とサポートを行っております。
今後とも、医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)を宜しくお願い致します。