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【心療内科 Q/A】「心穏やかに過ごす為のコツ~『ニュース断ち』のススメ」

A.

医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)です。

 

 

一般論として、ネガティブなニュースは売れます。私たちの社会では、本当に偉大な人物の伝記より、有名人の刑事裁判を見る人の方が多いでしょう。最新の悲劇を見出しにした新聞の方が、最新の科学的躍進を扱ったものより売れるのです。

 

 

一番の問題は、ネガティブなニュースを見たり読んだりされていると、いともたやすく中毒になってしまうことですあまり救いにならない新聞(あるいは、ネットニュース)を読まれてから一日を始め、深夜テレビやネットニュースで、最新の犯罪や事故、スキャンダル情報を仕入れて一日を終える人は、きっと大勢いらっしゃられることでしょう。

 

 

決して、新聞やテレビ、ネットニュースを否定している訳ではありません。実際、多くの新聞から素晴らしい情報を得ていますし、知的なテレビ番組から沢山のことを学ぶことが可能です。ここでお伝えしたいことは、実に単純なことです。ニュースに心をさらす時は、よく選んで下さい新聞を読んだり、テレビをみたり、ネットを見たりされる時は、慎重になって然るべきなのです。ニュースに触れる前に、目的意識を持って下さい暇つぶしの口実にするのではなく、自分自身の役に立ち、賢くしてくれる情報ツールとして、私たちが“利用する”のです。

 

 

多くの方が苦しまれているニュース中毒から脱却する最善の方法の一つが、7日間のニュース断ちをすることです。試しに来週一週間、新聞やテレビ、ネット上にあるネガティブな記事を読んだり見たりしないことを実行してみて下さい。

 

 

そうされると、きっと二つのこに気が付かれることでしょう。第一に、多くの情報を手に入れそこなうことは案外ない、ということです。その日の最も重要な話題は、必要であれば、職場や学校内で交わされる会話や、家族との語らいの中から知ることができるのです。

 

 

第二に、ずっと穏やかで落ち着いた気分で過ごすことができることでしょう。加えて、本来ご自分が向けたかった事柄への時間をより多く割くことができ、生活の質(QOL)を本当の意味で向上させてくれることにも繋がるのです。

 

 

 

当院では、うつ病不安症をはじめ、

自律神経失調症、睡眠障害(不眠症)、心身症、

躁うつ病(双極性障害)、適応障害、強迫症、

パニック症、摂食障害(過食症)、統合失調症、

月経前症候群(PMS)、月経前不快気分障害(PMDD)、

大人の発達障害(ADHD、自閉スペクトラム症)、

過敏性腸症候群(IBS)、ストレス関連障害など、

皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、

心身両面からの治療とサポートを行っております。

 

 

また当院では、診察と一緒に、専門の心理士(臨床心理士・公認心理師)資格を持ったカウンセラーによるカウンセリング(心理療法)も行っておりますカウンセリング(心理療法)をご希望される患者様は、診察時に医師にご相談下さい。

 

 

今後とも、医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)を宜しくお願い致します。