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【心療内科 Q/A】「大事な人が躁うつ病になってしまった時の接し方とは?①」」

A.

医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)です。

 

 

家族や恋人、パートナー、近しく大事な間柄の方が、躁うつ病(双極性障害)になってしまった時、どのように接すれば良いのでしょうか。双極性障害は、うつ状態だけでなく、躁状態(病的に明るく活発で行動的な状態)も周期的に繰り返されるので、うつ病よりも接し方が難しいと言われています。

 

 

特に注意して頂きたいのが、躁状態の時の対応でしょう。患者様の気分が昂って突飛なことを話される時は、否定も肯定もせず軽く聞き流すか、上手く話題を切り替えることが肝心です。また、患者様の暴言や攻撃的な言葉、誇大的な発言をされた際は、真に受けてはいけません。あくまで「病気の症状」であると客観的に捉え、毅然としたブレない態度で冷静に受け流しましょう。

 

 

…とは言え、躁状態の時の患者様の言動は、周囲の身近な支え手にとっては、大きな負担になります。ですので、まずは患者様ご本人が、きちんと治療を受けられることが大切です。

 

 

ただ、そこに立ちふさがる課題は、患者様ご本人が、治療を拒否されるケースが多いことです。何故なら、「自分は病気ではない」と思われていることが少なくないからです。ですので、患者様の躁状態が落ち着いて、冷静になられたタイミングを見計らい、未治療の場合は医療機関への受診を勧めて下さいご本人の自尊心を傷つけないように配慮しながら、説得をされることが大切です。

 

 

 

当院では、躁うつ病(双極性障害)をはじめ、

うつ病、不安症、適応障害、睡眠障害(不眠症)、

月経前不快気分障害(PMDD)、心身症、

パニック症、摂食障害(過食症)、統合失調症、

更年期障害、強迫症、アルコール使用障害、

月経前症候群(PMS)、自律神経失調症、

大人の発達障害(ADHD、自閉スペクトラム症)、

過敏性腸症候群(IBS)、ストレス関連障害など、

皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、

心身両面からの治療とサポートを行っております。

 

 

今後とも、医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)を宜しくお願い致します。