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医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)です。
今まで同コラムにて何度も扱ってきましたが、長期に渡り強いストレスに曝され続けると、人は心身共に徐々に疲弊してきます。そのストレスが「身体面」に出やすい方もいらっしゃれば、「精神面(こころ)」に出やすい方もおり、まさに「人それぞれ」であると言えるでしょう。
ご自身がストレスを受けていることに気が付かなかったり、ストレスに対する適切な対処(=ストレスコーピング)を怠っていたりすると、ストレス状態の持続による疲労の蓄積や、身体の恒常性維持機能(ホメオスタシス)の低下が生じ、様々な心身の変化(弊害)が起きてきます。それが以下のチェック表の内容です【『ストレス状態持続のチェックテスト』】。
ここ数週間のご自身の状態を振り返ってみられた際、日常的かつ持続的に起きていることとして、幾つの項目が当てはまるでしょうか?
- 頭がスッキリせず、重い感じがする。
- 目が疲れやすく、目瞼がピクピクする。
- 動悸がしたり、胸苦しくなったりする。
- 食欲がわかず、食事が美味しくなくなる。
- 吐き気がしたり、下痢や便秘をしやすくなっている。
- 肩が凝ったり、腰がだるかったりする。
- 手足が冷たくなったり、汗が出やすくなる。
- 皮膚が荒れたり、かぶれやすくなっている。
- 風邪をひきやすくなっている。
- 寝つきが悪く、熟睡できず、寝覚めが悪い。
- 仕事に意欲がわかず、根気が続かなくなっている。
- 趣味やスポーツを楽しむ気にならなくなっている。
- 人に会うのが億劫になる。
- 気が散って注意の集中が出来なくなる。
- 些細なことに腹が立ったり、イライラしたりする。
もしも、今まで心身の異常(症状)を殆ど感じたことが無かった方が、数週間以上に渡り、この15項目の内、3~5項目以上の自覚症状が持続されていたり、持病が悪化されていたりするようであれば、要注意だと言えるでしょう。病院で検査を受けられて、特定の疾患が見つからなかったとしても、ストレス状態が持続している可能性を考えて、早めに対策を考えておく必要があるかもしれません。
あくまでもご自身のセルフモニタリング(セルフチェック)の一環として、上記の内容を役立てて頂けましたら幸いです。
このコラムを読まれて、ご自分の現在のご状況として、
気になる点がありました方や、興味・関心を抱かれた方は、
どうぞ当院まで、お気軽にお問い合わせください。
当院では、
うつ病、躁うつ病(双極性障害)、不安障害、適応障害、
睡眠障害(不眠症)、摂食障害(過食症)、パニック障害、
大人の発達障害(ADHD、自閉スペクトラム症)、
月経前症候群(PMS)、統合失調症、強迫性障害、
過敏性腸症候群(IBS)、更年期障害、アルコール使用障害など、
皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、
心身両面からの治療とサポートを行っております。
今後とも、医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)を宜しくお願い致します。