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【心療内科 Q/A】「『舌』から分かる健康セルフチェック法」

A.

医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)です。

 

 

過去に同コラムにて、爪の状態や、顔に出来た大人のニキビから、ご自身の心身の状態をセルフチェックする方法をお伝えさせて頂きました。今回は「舌の状態」から、それらをチェックする方法を記載させて頂きます。

 

 

例えば、お酒を沢山飲まれた翌日には、舌が大きくむくみ黄色い苔が張り付いていたりしたことはありませんか?

 

 

あるいは、夜更かしをされて頑張られた日の翌日は、舌のフチに歯の痕が残り、舌全体が浅黒くなっていたことはありませんか?

 

 

実は、舌の状態は毎日変わり、その時の体調を教えてくれています

 

 

漢方医学には舌診(ぜっしん)」という診断方法があり、舌は容易に確認できる内臓の一部と考え、舌は内臓の異常を映す鏡と言われています。上手にセルフチェックすることが出来れば、ご自身の健康管理に役立つことは言うまでもありません。

 

 

舌を見るポイントとしては……

 

□ 普段見ない「苔」や「割れ」がないか…等(「苔」「血色」「形や弾力」)

□ 舌の動きがいつもよりぎこちなくないか

 

……といった点が挙げられるでしょう。

 

 

因みに、健康な方の「舌」の状態は「色は淡紅色、薄白い苔、適度な潤いがあるですので、それを一つの目安とされても良いでしょう。

 

 

気を付けて頂きたいこととして、飲食後のチェックは避けること毎日なるべくチェックする時間帯をずらさないことが挙げられますので、その点はご注意下さい。

 

 

以下のような特徴が見られた時は、心身の調子へのより一層意識的なセルフモニタリングが必要になってくるでしょう。

 

 

★白い苔がベッタリ厚く覆っている

★黄色い苔がベッタリ厚く覆っている

★舌のひび割れ

★舌のフチにシミのような斑点が出ている

★舌のフチに歯の噛み痕がある

★舌のウラの血管が青黒く浮き出ている

★舌が小さく痩せている

★舌の色が赤く濃い「紅舌」

★舌の色が全体的に淡い「淡白舌」

 

 

 

当院では、

うつ病、躁うつ病、適応障害、自律神経失調症、心身症、

パニック障害、不安障害、社交不安障害、恐怖症、

大人の発達障害(ADHD、自閉スペクトラム症)、

摂食障害、睡眠障害(不眠症)、ストレス関連疾病、

月経前症候群、統合失調症、強迫性障害、

過敏性腸症候群、アルコール使用障害、ゲーム障害など、

皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、

心身両面からの治療とサポートを行っております。

 

 

また、心療内科で扱う症状に対する漢方薬を、保険適用で処方することが可能です。漢方薬による治療をご希望の患者様は、診療時に医師にご相談下さい

 

 

今後とも、医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)を宜しくお願い致します。