(更新 2024年7月3日)
A.
医療法人社団ペリカン心療内科、精神科、内科)です。
「止めたいのに甘い物に手が伸びてしまう…」という方は少なくはありません。以前同コラムにも記載しましたが、甘い物の摂取は、副交感神経を高める手っ取り早いリラックス法だからです。しかし、その方法や甘い物、糖質に依存してしまうと、結局は自律神経がより不安定なものにもなり兼ねません。
そんな時にお勧めなのが、日本古来の「出汁(だし)」を活用することです。「出汁(だし)」をとる食習慣をつけると、肥満や過食、生活習慣病を防ぐことにも繋がります。何故なら、濃い味や脂っこい物、甘い物を好んでいた味覚がリセットされ、食欲が正常化されていくからです。その結果、自律神経が安定し、様々な不調も改善していくのです。
また、「出汁(だし)」をとる材料である、「かつお節」にはイノシン酸とヒスチジン、「昆布」にはグルタミン酸、「干しシイタケ」にはグアニル酸という、旨味成分が豊富に含まれています。これらがリラックス作用を発揮し、自律神経を安定させてくれるので、出汁を使うと糖質依存から脱出しやすくなるのです。
このコラムを読まれて、ご自分の現在のご状況として、
気になる点がありました方や、
興味・関心を抱かれた方は、
どうぞ当院まで、お気軽にお問い合わせください。
当院では、自律神経失調症をはじめ、
うつ病、躁うつ病(双極性障害)、適応障害、
パニック症、睡眠障害(不眠症)、摂食障害(過食症)、
月経前症候群(PMS)、統合失調症、強迫症、不安症、
大人の発達障害(ADHD、自閉スペクトラム症)、
過敏性腸症候群(IBS)、更年期障害、心身症など、
皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、
心身両面からの治療とサポートを行っております。
今後とも、医療法人社団ペリカン(心療内科、精神科、内科)を宜しくお願い致します。
監修 佐々木裕人(精神保健指定医・精神科専門医・内科医)