コラム
News

【心療内科 Q/A】「『心配事の96%は起こらない』って本当ですか?」

A.

医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)です。

 

 

乗っている電車が急に止まってしまった……加えて、何故止まったのか不明で、いつ走り出すのかも分からない……こんな時、誰もが不安な気持ちになることでしょう。しかし、そんなとき「信号機の故障で止まっています。10分程度で動きます」というアナウンスがあれば、不安は解消されるのではないでしょうか。

 

 

苦しい」理由の大きなものが、「不安」だと言われています「明日、どうなるのだろう?」「これから先はどうなるのだろう?」「もし、〇〇したらどうしよう…」等々、得体の知れない不安が「苦しい」へと繋がっていくのです。

 

 

「不安」についての興味深い研究が存在します。米国のミシガン大学の研究チームが行った心配事の実地調査によって、「心配事の80%は起こらない」ということが明らかになりました。更に、残りの20%の内、16%は準備をしていれば対応可能だったものであり、つまり、心配事のうち実際に起こるのはたった4%だったのです。

 

 

心配事や不安の96%は実際には起こらない、つまり、ただの「取り越し苦労」に過ぎないのです。専門用語では、このように将来を予期して不安になることを、予期不安と呼びます。そして、予期不安の殆どは実際には起こらないのです。さらに、脳内では、実際に「苦痛」となる出来事が起こらなくとも、「起きるのではないか」と思っただけで、極度の不安状態と、それによるストレス反応が生じています

 

 

「不安」のストレスとは、起きてもいないことに対する取り越し苦労であって、ざっくりと言ってしまえば、考えなければ発生しないストレスだとも言えるでしょう。無」から、勝手に自分でストレスを作り出していると言えるのです。

 

 

今できることを全てやったのであれば、先のこと、明日のことを考えても不安になってしまうだけです。そんな時は、やることはやった」「何とかなるさ」「あとは野となれ山となれ…等々と、心でつぶやくようにされてみられては如何でしょうか。きっと気持ちが大分変ってくることでしょう。

 

 

 

当院では、不安症をはじめ、

うつ病、躁うつ病(双極性障害)、適応障害、心身症、

自律神経失調症、睡眠障害(不眠症)、ストレス関連障害、

摂食障害(過食症)、月経前症候群(PMS)、強迫症、

パニック症、統合失調症、過敏性腸症候群、冷え性、

大人の発達障害(ADHD、自閉スペクトラム症)など、

皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、

心身両面からの治療とサポートを行っております。

 

 

また当院では、診察と一緒に、専門の心理士(臨床心理士・公認心理師)資格を持ったカウンセラーによるカウンセリング(心理療法)も行っておりますカウンセリングをご希望される患者様は、診察時に医師にご相談下さい。

 

 

今後とも、医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)を宜しくお願い致します。