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「『ぐっすり眠れるストレッチ』を教えて下さい」

A.

医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)です。

 

 

ストレッチは、身体に掛かっている緊張をほぐしてリラックスをするのに役立ちます。特に、一日中デスクワークが主体の方こそ積極的に習慣にして頂きたいところです。

 

 

学会誌『スリープ』に掲載された研究に拠ると、ストレッチを1年間続けた女性は、睡眠の質が上がったそうです。他の研究では、寝る前に足のストレッチを行うと、むずむず脚症候群足がつる症状(ともに、入眠や睡眠の持続を妨げます)を緩和できることが報告されています。

 

 

夜のストレッチは質の良い睡眠へと誘います。次に紹介するストレッチは、すべて4~5回の呼吸の間続けて下さい。痛みを感じたらやめ、無理せず伸ばし過ぎないようにしましょう。全ての動きはゆっくりと負荷を掛けずに行っていきます。

 

 

ぐっすり眠れるストレッチ

 

 

① 床にひざまずき、両腕を頭上に伸ばしながら、顔を上げて、少し後ろに反り、胸を開きます。

 

② 次に、腕を前に伸ばしながら前に倒れ、額をできるだけ床に近づけ、お尻をかかとにつけます。

 

③ 四つん這いになり、腕と足をまっすぐに伸ばして、腰とお尻を持ち上げ、両膝の方を見ます。

 

④ 最後にベッドの上で、「バタフライストレッチ」を試します。仰向けになって、足の裏を合わせ、膝をゆっくりと左右のどちらかに倒します(この時、膝の下に枕を入れるとやりやすくなります)。腰と太ももの内側と背中が伸びるのを感じて下さい。

 

 

……この時、ゆっくりと深く呼吸をしながら行って下さい。ストレッチ中に気持ちが良くなって眠くなってきたら、そのまま入眠の支度をしてしまいましょう。

 

 

 

このコラムを読まれまして、ご自分の現在のご状況として、

気になる点がありました方や、興味・関心を抱かれた方は、

どうぞ当院まで、お気軽にお問い合わせください。

 

 

当院では、睡眠障害(不眠症)をはじめ、

うつ病、躁うつ病(双極性障害)、適応障害、不安症、

自律神経失調症、心身症、ストレス関連障害、冷え性、

パニック症、月経前症候群(PMS)、摂食障害(過食症)、

大人の発達障害(ADHD、自閉スペクトラム症)、

統合失調症、強迫症、過敏性腸症候群(IBS)など、

皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、

心身両面からの治療とサポートを行っております。

 

 

今後とも、医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)を宜しくお願い致します。