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【心療内科 Q/A】「大事な人が躁うつ病になってしまった時の接し方とは?②」

A.

医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)です。

 

 

家族や恋人、パートナー、近しく大事な間柄の方が、躁うつ病(双極性障害)になってしまった時、どのように接すれば良いのでしょうか。以前、同タイトルで書かせて頂きました内容の続きとさせて頂きます(一部内容が重複するとこともあります)。

 

 

躁うつ病(双極性障害)の場合、躁とうつが代わる代わるやってきますので、ご家族を始めとした周囲の身近な方々は、時に患者様に振り回されて、大変な思いをされることも少なくありません。

 

 

患者様ご本人が、ご自身の「躁」と「うつ」のサイクルを掴んでおくことは言うまでもありませんが、ご家族様もその傾向と特徴を知っておき、患者様が「躁」になる前にはそれなりの注意をあらかじめ患者様が普通の状態(フラットな状態)の時にしておきましょう

 

 

例えば、患者様が男性であるならば、躁になると、決まって毎晩飲み歩く、勝てる気がしてパチンコやギャンブルに夢中になる、女性に夢中になる…等の特徴がみられることがあります。

 

 

患者様が女性である場合には、買い物で高額のものを買ってしまう、よその家に何時間も居座って話が止まらなくなる(電話等でも同様です)、そして最終的にはその友人や知り合いと喧嘩別れをされてしまう…等といった特徴がみられます。

 

 

このようなこと(上記の特徴には個人差があります)を、患者様がフラットな状態の時によく話し合っておき、「そういった特徴が見られたら、やめるように努力しよう」と予めクギをさしておくことも大切です。

 

 

逆に、「うつ」の時は、患者様ご本人は大変苦しいのですから、温かく見守り、忍耐強く支えてあげて下さい「今は静かに休んでいた方がいいよ」等といたわり、決して批判がましいことは言わないことが重要です。

 

 

 

当院では、躁うつ病(双極性障害)をはじめ、

うつ病、不安症、適応障害、睡眠障害(不眠症)、

月経前不快気分障害(PMDD)、心身症、

パニック症、摂食障害(過食症)、統合失調症、

更年期障害、強迫症、アルコール使用障害、

月経前症候群(PMS)、自律神経失調症、

大人の発達障害(ADHD、自閉スペクトラム症)、

過敏性腸症候群(IBS)、ストレス関連障害など、

皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、

心身両面からの治療とサポートを行っております。

 

 

今後とも、医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)を宜しくお願い致します。