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【心療内科 Q/A】「双極性障害(躁うつ病)の薬物療法について教えて下さい」

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【心療内科 Q/A】「双極性障害(躁うつ病)の薬物療法について教えて下さい」

A. 医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)です。     躁うつ病(双極性障害)の治療の中心は薬物療法(投薬治療)であり、第一選択肢となっているのが気分安定薬非定型抗精神病薬です。そのカテゴリーの中の様々な治療薬がリストアップされており、それは患者様によって効くお薬が異なることによります。よって、医師はガイドラインに沿った処方を試しつつ、その患者様にあったお薬を見つけていくのです。     「気分安定薬」は、躁やうつの症状を改善するだけでなく、再発予防の効果もあります。炭酸リチウム(商品名:リーマス等)、バルブロ酸(商品名:デパケン等)、カルバマゼピン(商品名:テグレトール等)、ラモトリギン(商品名:ラミクタール等)などがあります。この中で最もスタンダードなのが炭酸リチウムです。炭酸リチウムは、元々はてんかんの治療薬であり、脳の神経細胞の興奮を鎮める作用があります。     この炭酸リチウムは、服用開始から効果が出るまでに、1週間~10日ほど要します。躁状態をよく改善し、躁状態ほどではありませんが、うつ状態も改善します。さらに衝動性を減らすので、自傷行為(自殺企図含む)等を防ぐ効果も期待されます。一方で、振戦(手の震え)や下痢、食欲不振、口渇、多尿といった副作用が現れることがあります。       このコラムを読まれて、ご自分の現在のご状況として、 気になる点がありました方や、興味・関心を抱かれた方は、 どうぞ当院まで、お気軽にお問い合わせください。     当院では、躁うつ病(双極性障害)をはじめ、 うつ病、不安症、適応障害、睡眠障害(不眠症)、 月経前不快気分障害(PMDD)、心身症、 パニック症、摂食障害(過食症)、統合失調症、 更年期障害、強迫症、アルコール使用障害、 月経前症候群(PMS)、自律神経失調症、 大人の発達障害(ADHD、自閉スペクトラム症)、 過敏性腸症候群(IBS)、ストレス関連障害など、 皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、 心身両面からの治療とサポートを行っております。     今後とも、医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)を宜しくお願い致します。