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【心療内科 Q/A】「ストレス性高体温(SIH)の方が出来る工夫とは?」

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【心療内科 Q/A】「ストレス性高体温(SIH)の方が出来る工夫とは?」

A. 医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)です。     ストレス性高体温(SIH)は、他のストレス反応と同様、短期的には適応を促す反応ですが、これが長期間に渡って持続することは、身体的に好ましいことではありません。その原因は何であれ、平熱よりも高い体温が続くことは、身体面では普段以上のエネルギーを消費していることになりますので、この状態が長時間続けば、身体は疲弊しきってしまいます     そうならない為にも、ストレス性高体温の患者様は、日常生活に工夫をされておくに越したことはありません。     もしも、心理的なストレスとの関連性が強いケースであったならば、そのストレスを減らすような環境調整(例えば、ご家庭内、学校、職場環境…等々)や、ストレスへの過剰反応としての発熱であることの理解と対策、そして最終的にはご自身で対処行動が取れるようになることが目指す目標地点となってくることでしょう。     例えば、以前同コラムにてご紹介しました、「機能性高体温症」の方の場合、心因以外の要因が複雑に絡みあってしまっている可能性が考えられますその際に役に立つのが微熱記録表です。詳しくはまたいずれご説明をしますが、どんな時に体温が上がっているのか、あるいは下がっているのかをセルフモニタリングすることは、改善への実に多くのヒントを与えてくれます。     また、「心因性発熱」の方の中には、ストレスと感じられていらっしゃられることだけでなく、逆に楽しいことを行っている時、知的作業中、運動中、同じ姿勢(立位や座位等)の保持等によっても体温が上がる方もいますそのため、患者様ご自身も、ご自分がストレス以外のどういった状況下で熱が出てしまうのか、きちんと把握されておかれた方が、生活もより快適なものとなるのではないでしょうか。       このコラムを読まれまして、 ご自分の現在のご状況として気になる点がありました方や、 興味・関心を抱かれた方は、 どうぞ当院まで、お気軽にお問い合わせください。     当院では、心身症自律神経失調症をはじめ、 うつ病、躁うつ病、不安障害、適応障害、摂食障害、 パニック障害、睡眠障害、アルコール関連疾患、 大人の発達障害(ADHD、自閉スペクトラム症含む)、 月経前症候群、統合失調症、強迫性障害など、 皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、 心身両面からの治療とサポートを行っております。     今後とも、医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック (心療内科、精神科)を宜しくお願い致します。