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【心療内科 Q/A】「カップルカウンセリングを行う理由~性差による脳の違い」

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【心療内科 Q/A】「カップルカウンセリングを行う理由~性差による脳の違い」

A. 医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)です。     女性の『共感脳』、男性の『論理能』という言葉を耳にされたことはないでしょうか。     発達心理学者のサイモン・バロン=コーエンは、女性の脳は「共感」を、男性の脳は「システム化(論理性)」を求める傾向があることを、仮説として唱えています。     ここで言う「共感」とは、他人の考えや気持ちに対する共感のことです。また、「システム化(論理性)」とは、物事を分析したり、構成したりすることを指します。女性と男性を一定の指標で調査すると、女性は共感をする傾向が強く、男性はシステム化する傾向が強かったというのです。     これはあくまでも統計による仮説ですが、生活上の実感にも合っているのではないでしょうか。会話の場面を考えてみても、女性は共感を、男性は分析(論理)を求めがちです     この差は、母体の中で胎児期に、どれだけ性分化ホルモンの影響を受けたかに拠るとも言われています。そういった意味では、この性差による脳の優位性の違いは、ある程度は受け入れておく必要はありそうです。しかし、後天的な要因(環境・学習・家庭環境等)も影響も無視はできません。何故なら、私たちは「学んで心的成熟をしていくことができる」からです。     どちらが良い、悪いではないのです。男女の性差による違いを踏まえた上で、お互いにどのように相手を理解し、歩み寄っていこうとすることこそが大切なのです       このコラムを読まれまして、 ご自分の現在のご状況として気になる点がありました方や、 興味・関心を抱かれた方は、 どうぞ当院まで、お気軽にお問い合わせください。     当院では、 大人の発達障害(ADHD、自閉スペクトラム症含む)をはじめ、 うつ病、躁うつ病(双極性障害)、不安症、適応障害、 パニック症、睡眠障害(不眠症)、自律神経失調症、 月経前症候群、統合失調症、強迫症、摂食障害(過食症)、 心身症、過敏性腸症候群(IBS)、ストレス関連障害など、 皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、 心身両面からの治療とサポートを行っております。     また、診察と一緒に、専門の心理士(臨床心理士・公認心理師)資格を持ったカウンセラーによるカウンセリング(個人・カップル)も行っておりますカウンセリングをご希望される患者様は、診察時に医師にご相談下さい。     今後とも、医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)を宜しくお願い致します。