発達障害には、様々なものが含まれますが、その中でも、特に話題になることが多いのが「ADHD」です。何故かと言えば、それだけ人数が多いからです。 ADHDは、「注意欠如多動症」と訳されます。文字…
大人の発達障害について調べていかれると、きっと「一般雇用」「障害者雇用」という言葉を目にされることがあるかと思いますので、ここで以下に整理させて頂きます。 ★ 一般雇用:「個人が、起業と労働契…
日本人が一生の内に一度でもうつ病になる人(=生涯有病率)は、女性ではなんと25%という数値が出ています(男性では10%です)。うつ病は、心の病で休業する人の4~6割を占めている位、実はありふれた病気です。健康な方の「落ち…
休職から復職をされる際に、多くの方が経験されるのが「復職面談」です。これは会社の規模や基準により、その担当者や回数は異なります。ここでは、最もよくある産業医、人事労務担当者、上司の方などが休職された方と復職面接をされる場…
以前、同コラムでもご紹介させて頂きましたように、発達障害には、知的障害を伴うケースと伴わないケースがあります。発達障害と知的障害の違いを、児童精神科医・宮口幸治氏は次のように表現されています。 …
働くための能力は、Bio-Psycho-Social-Vocational の4つの要素で構成されていると考えることができます。この働くためのBio-Psycho-Social-Vocational のどこに、どのような…
職場のメンタルヘルス対策は、言い換えれば「うつ病」への対策です。うつ病の場合、当事者にとっても明確なサインが分かり辛いため、「自分は病気である」という認識(病識)が乏しく、大切なことでもある「早期発見・早期治療開始」に結…
「どうして自分が仕事を休むことになったのか?」を知ることは、とても大切なことです。何故なら、再休職を防ぐためにそのプロセスが重要な役割を果たします。休職した理由をご自分なりにきちんと整理し、理解できていないと、対策が立て…
うつをはじめとした心の病気や症状は、目に見えるものではないため、患者様ご自身にとられても、ゆっくり休んで回復されていかれる「イメージ」を掴みにくいところがあります。そこで、うつを「足の骨折」に例えて考えてみましょう。 &…
復職を可能にする要素とは、以下の3つです。リハビリの段階では、リワーク(復職支援)プログラム等を通して、この3つの要素を診ていくことになります。 1.生活リズムが整っており、決まった時間に一定の場所に来られ…