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医療法人社団ペリカン六本木ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)です。
睡眠障害(不眠症)とカフェインの関係性は、以前同コラムにて記載させて頂いた通りです(詳しくは『カフェインと睡眠の関係を教えて下さい』をご参照下さい)。カフェインはコーヒーや紅茶だけでなく、ウーロン茶、緑茶、さらに以外なところでは、栄養ドリンク、チョコレート、ココア、コーラなどにも含まれています。カフェインには、覚醒作用があるので、眠る前には極力避けるべきでしょう。
どうしても飲みたい場合には、上記の中では「緑茶」がお勧めです。何故なら、緑茶に含まれる「テアニン」という成分には、カフェインの覚醒作用を抑える働きがあるからです。また、「テアニン」には自律神経に働きかけ、リラックスを促す副交感神経を優位にすることも知られています。
緑茶に含まれる「テアニン」を効率良く取るには、茶葉の選び方も重要になります。緑茶の中でも「玉露」や「抹茶」はテアニンが多く含まれているので、よりお勧めです。
緑茶を入れる際は、冷水(水出し緑茶)、または30度~40度のぬるま湯で、じっくり時間を掛けていれるようにされるとなお良いでしょう。このように入れることで、緑茶のテアニンがより多く抽出され、カフェインの抽出量を減らすことが出来るのです。
当院では、
うつ病、躁うつ病(双極性障害)、適応障害、不安症、
心身症、ストレス関連障害、過敏性腸症候群(IBS)、
パニック症、月経前症候群(PMS)、摂食障害(過食症)、
大人の発達障害(ADHD、自閉スペクトラム症)、
統合失調症、強迫症、アルコール関障害など、
皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、
心身両面からの治療とサポートを行っております。
今後とも、医療法人社団ペリカン六本木ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)を宜しくお願い致します。