こころのペリカン便り

Column

【心療内科 Q/A】「『睡眠障害』と『うつ病』の関連性を教えて下さい」

A.

医療法人社団ペリカン六本木ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)です。

 

 

実は、うつ病の患者様に最も顕著に現れるものが睡眠障害です。逆に言えば、睡眠障害に悩まされて心療内科や精神科を受診された患者様が、実はうつ病を発症されていたという例は枚挙に暇がありません。

 

 

睡眠障害には幾つかの種類がありますが、中でも…

 

★ 明け方早くに目が覚めてしまい、その後眠れなくなってしまう(=「早朝覚醒」)

★ 夜中に何度も目が覚めてしまう(=「中途覚醒」)

★ 寝つきが悪い、または寝床に入ってもいつまでも眠れない(=「入眠障害」)

★ 寝ている時間は確保しているはずなのに眠った気がしない(=「熟眠困難」)

 

 

この辺りが代表的なものになります。中でも、うつ病の症状としては「早朝覚醒」が最も頻度が高く見られると言われています。

 

 

具体的には、明け方の3時や4時といった、まだ朝日が昇る前の時間に目が覚めてしまい、その後は眠れずに、嫌なことばかりが頭に浮かんできます。このように、ただ眠れないだけではなく、不安な気持ちが伴うことが特徴です。

 

 

なお、うつ病の患者様の睡眠障害の中には、1日中寝てばかりいるという「過眠」の症状がみられる方も稀にいらっしゃられます。

 

 

 

このコラムを読まれまして、

ご自分の現在のご状況として気になる点がありました方や、

興味・関心を抱かれた方は、

どうぞ当院まで、お気軽にお問い合わせください。

 

 

当院では、

うつ病・躁うつ病、睡眠障害をはじめ、

大人の発達障害(ADHD、自閉スペクトラム症含む)、

不安障害、適応障害、摂食障害、心身症、

パニック障害、自律神経失調症、ストレス関連障害、

月経前症候群、月経前気分不快障害、更年期障害

統合失調症、強迫性障害、過敏性腸症候群など、

皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、

心身両面からの治療とサポートを行っております。

 

 

今後とも、医療法人社団ペリカン六本木ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)を宜しくお願い致します。